先週金曜日(24日)は北見市内に泊まったので、翌朝は、まず、隣町の美幌町へ行ってみました。
JR石北本線の「美幌」駅です。
「美幌」という地名は、多くの清流が合流して水量が豊富なところから、アイヌ語の「ピ・ポロ=水多く・大いなる所」が転訛して名付けられました。
明治初期までは、カタカナ「ビホロ」と表記していましたが、明治8年5月に漢字の「美幌」に統一されました。
(美幌町公式HPより)
駅舎の中。
待合室は割合広いのですが、驚いたのは、特急列車(札幌~網走間の「オホーツク」と、旭川~網走間の「大雪」)が停車する駅にも関わらず、無人駅だということ。
規模的に同じくらいの町にある駅で、普通列車しか停車しない、弟子屈町の「摩周」駅は有人ということを考えると、どういう基準があるのかなと思ってしまいます。
40年前、4歳から7歳のときまで北見に住んでいたことがありますが、この駅で乗り降りしたことは恐らく一度もないと思います。
昨年11月に、網走から北見まで普通列車に乗りましたが、次回(もしあれば)は美幌駅で降りてみるのもいいかなと思いましたね。
駅前にある石像。
谷口百馬という、地元美幌町出身の彫刻家の作品で、アイヌ民族の酋長の像だそうです。
これは・・・何かな・・・?
一応念のため書きますが、「君の名は」とは、数年前一世を風靡した人気アニメ映画ではなく、昭和27年(1952年)から同29年(1954年)にNHKラジオで放送され、後にテレビ化、映画化、舞台化もされた作品のことです。
昨年5月、東京で、このドラマゆかりの地を見てきましたが、美幌町でも、この駅前や美幌峠でロケが行われていたんだそうです。
これが主題歌なんですね。
今旬の古関裕而氏の作曲というのもさることながら、ニシパ(「紳士」「旦那」「金持ち」などを意味するアイヌ民族男性の敬称)という言葉が入っているのが驚きです。
「君の名は」が美幌と関係があったのは知りませんでした。
私が生まれる前の話で(笑)実際見たこともないドラマですが、母からよく聞いていました。
しかし!なぜかこの「黒百合の歌」は知ってるんですよね〜(^^;;
私も今回初めて知りました。
「黒百合の歌」というのもそうですが、こういう発見ができるのも楽しいものだなと思いますね。