今、北海道は各地で冬のイベントが真っ盛り。
大体どこの会場でも共通して見られるのが、写真のような、雪や氷の像。
この写真は帯広空港で撮った物ですが、
モチーフになっているのは、帯広の観光名所のひとつ、幸福駅の駅舎です。
でもって、これが本物の幸福駅の写真。
この幸福駅があった旧国鉄広尾線というローカル線は
昭和62年に廃止されてしまったんだけど、
「幸福」という縁起の良い名前と、この駅から帯広に向かって2つ目の
「愛国」という駅名に引っ掛けて、
「愛の国から幸福へ」というキャッチフレーズで全国的に有名となり、
廃止から約20年が経とうとしている今でも、
ひっきりなしに観光客が訪れているという、
帯広の一大観光スポットなのです。
駅舎の壁に付着している白いものは、訪れた観光客が残していった、
メモや写真の山で、これは建物の中にも無数に残されています。
写真は、今でも駅舎前の売店で販売されている切符。
このキャッチフレーズに魅かれて、今でも、結婚間近のカップルなどが、
幸せを祈願しに訪れているんだそうです。