「新川皇大神社」へ行ったとき、せっかくなので周辺を散歩してみました。
神社周辺は住宅街なのですが、15分ほど歩くと、牧場が目に入ってきましたよ。
そうなんです。
現場は↑なんだけど、こちらの「近藤牧場」さんは、大正4年(1915年)の創業以来、周辺で宅地化が進む中、現在もこうして事業を続けていることから、このように、札幌市の歴史遺産的な位置付けを受けているのです。
二棟あるサイロのうち、こちらは、札幌軟石で造られています。
こちらが、解説文にある、木軸にコンクリートを打ち込み、下見張板張り構造にしたもの。
大正14年(1925年)だから、もうすぐ100年。今もこうして現役で活躍しているというのは、本当に素晴らしいことだと思います。
敷地内では、長閑に草を食む馬の姿が。
観光牧場ではありませんが、沿道からこうして様子を見ることができるので、写真を撮影していく人も多いようです。
因みに、ここも以前「発見!タカトシランド」で紹介されたことがありますが、まだ、録画してまでは見ていなかった時期の話なので、朧気にしか記憶はありません。
私が子供の頃は、周りが全部牧草地で、小学校に通うときも牧草地の中の私道を通っていました。(それしか道がなかった)
当時は牛がたくさんいて、本格的な酪農業を営んでいましたが、少しずつ牧草地は売却され、住宅地へと変わっていきました。
牛がいなくなったあと、ペット?のポニーを飼い始めました。
いつの間にか歴史的価値のある建物になっていたのですね。
そうでしたか、時々登場するご実家はこの近くなのですね。
そういえば、私も小学校5年生から中学を卒業するまで東区栄町エリアに住んでいたのですが、北区太平に近い所で、同級生の実家が、小さいながらも牧場を営んでいました。
今ではすっかり住宅街になり、当時の面影は全くなりましたが、札幌の郊外はそういう所が多いのかもしれませんね。
それだけに、近藤牧場さんの存在が歴史的価値をもって語り継がれるというのは、とても貴重なことだなと思いますね。