北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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一気に真冬へ

2008-11-19 22:35:18 | 日々のもろもろ
毎年この時期には同じことを言っているような気がするんだけど、
今日の函館の天候は、「吹雪豪」でした。
えっ、何それって?
いいんです。私と、ごく一部の友人にだけ通じるオリジナル気象用語ですから。
簡単に言うと、「吹雪」と「豪雪」の合体後。
つまり、ついに函館も、平野部で雪が積もったんです。
さっきニュースでみたら、この荒天で、高速道路があちこちで通行止めになっているとか。
函館周辺にも、暴風警報が出ていて、明日までこの荒天が続くようです。


(今週の相棒)

一見難解に思えるストーリーだけど、終ってみたら、「なあんだそういうことか」と思える展開が多いのも「相棒」ならではという感じだけど、今週は、正にそんな展開だったように思う。
でもって、謎が2つ。
まず、結果的に犯人だったあの女性DJは、一体どんな罪に問われるんだろう?
嘱託殺人のようにも思えるけれど、実行犯が殺した相手が人違いだった場合は一体・・・?
自分で殺害に着手したんだとしたら、殺意のない相手を殺したことのだから、殺人ではなく、重過失致死なのかもしれないけど、嘱託の場合は一体・・・?
嘱託の場合でも同じかな?何らかの形で重過失が問われるのか?
興味のあるところではありますね。

しかし、それよりも大きな謎がもう1つ。
大詰めのシーンで、右京さんがおもむろに取り出した黒のストッキング。
あれは一体どこから持ってきたのだろう?
コンビニや衣料品店で買うなんてのは怪しまれそうだし、よしんば怪しまれないとしても、恥ずかしくて手に取ることもままならないかもしれない。
(私も学生の頃、バイトしてた店で棚に陳列するだけで恥ずかしかった)
ひょっとして・・・、たまきさんに借りた?
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上下関係なのか?

2008-11-18 20:38:56 | 日々のもろもろ
まずお知らせ。
全部で22ある当ブログのカテゴリの内、最も記事数の多い「日々のもろもろ」は、今日で400を数えることになりました。
途中、カテゴリの再編を何回かやっているので、厳密に言えば違うことになるんだけど、いつの間にかこんな数になってしまったのには、自分でも驚きでした。

でもって今日は、昨日に続いて、「どうなんだろう?」というネタ。
あるニュースサイトを読んでいたら、エンタメニュースの欄に、こんな見出しを見つけた。

「○○○○、脇役に降格」

何でも、これまで数々のドラマで主役を張ってきた、某人気男性芸能人が、次の改編期のドラマでは、脇役にあたる登場人物を演じるということなんだそうだけど、この「降格」という表現が、読んでいて凄く気になった。

確かに、ドラマや映画というものは、まず、物語の中心たる主役がいて、それをガッチリと支える脇役がいて、さらに、そこに華を添えるゲストがいて・・・って構図になっているのが普通だけれど、それは果たして上下関係なんだろうか?
私は違うと思う。

以前、ある雑誌で、ある若い役者さんがインタビューでこんなことを話していた。
その役者さんは、当時、ある人気ドラマで、脇役にあたる登場人物を演じておられたのだけど、インタビューの中で、主役を演じておられたベテランの役者さんについて、

「『一度カメラが回り始めたら、主役も脇役もない』と言葉をかけていただき、すごく気持ちが楽になった」

ということを話していた。
察するに、そのベテランの役者さんは、主役も脇役も関係なく、皆が気持ちを1つにして取り組むことが大事なのだということを言いたかったのではないかと思う。
そうだとすれば、私はその考えに賛成。
そりゃ、脇役の役目の1つに、主役をきっちりと立てるということがあるのはそのとおりだと思うけど、主役の方も、それを当たり前などと思わず、逆に自分も、周囲に対する様々な配慮を欠かさないこと、つまり、上下関係ではなく、互いを尊重しあい、対等な気持ちで取り組むこと。
あえてドラマ名は出さないけど、長く根強い人気を誇っているドラマに出演されている役者さんのインタビューを読むと、やはりその辺がきちんとされているのが窺えることが多い。

もう1つ。これはすごく厳しい話だけど、あるベテランの役者さんが、ある番組で脇役に当たる登場人物を演じることになった時のこと。
撮影初日に、主役を演じる若い役者さんが挨拶に来たそうなのだが、その若い役者さんが、

「今度主役をやります、○○○○です!」

と言ったのを聞いて、そのベテランの役者さんは、
「人間教育からスタートせねばいけない」と思ったのだという。
その若い役者さんも、決して悪気や高慢な気持ちはなかったのだろうけど、これは、私も正直考えさせられました。

最後に、「降格」がおかしいとすると、ではどんな表現が正しいと思うのか?
先だって、「相棒」のスピンオフ映画、「鑑識・米沢守の事件簿」の製作発表のニュースで、こんな表現が使われていた。

「この映画では『脇役に回る』水谷豊と寺脇康文は・・・」

「脇役に回る」。つまり、立ち位置が変わるだけで、主役の六角精児さんをはじめとする大勢の出演者の方達と一緒になって作品を作っていくことに変わりはない。
これは決して「言葉のあや」なんかではないと、私は思います。
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読者の声

2008-11-17 20:20:22 | 日々のもろもろ
今日の地方紙夕刊の読者の声の欄に、こんな声が寄せられていた。
札幌の地下鉄のホームで、マイク片手にアナウンスしている駅員さんが、目の不自由な方が乗り場付近で戸惑っているにも関わらず、自分で手を貸したり、周りの乗客に一声かけたりもせずに見て見ぬふりをしていることが時折あるのだという。
私はそのような光景は見たことがないけれど、事実だとすればけしからん話だと思うし、話の内容から察するに、駅員さんだけでなく、周りの乗客たちも、同じように見て見ぬふりをしているのではないかと感じた。
もしそうだとすれば、残念な話だなあと、読んでいて感じた。

実は私も、毎朝徒歩通勤の最中、目の不自由な方とすれ違うことが結構ある。
詳しくは知らないけど、近くに何らかの施設があるようで、1人ではなく、介添えの方が一緒に歩いているのを見かけることが多い。
しかし、そんな方達の姿が目に入らないのか、目に入っていても何とも感じないのか、歩道を我が物顔で走る自転車の何と多いことか。
一つ間違えてぶつかったりしたらどうなるか、そんなことが全く頭にないのだろう。
帯広にいた時は、狭い歩道で車椅子に乗っているおばあさんの横を、高校生ぐらいの若者が、減速せずに自転車で走り抜いていくのを見たことがある。
なんか、切ないですよねこんな話は。
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年末を控えて

2008-11-16 19:35:27 | 日々のもろもろ
午後3時半頃、買い物に出かけたら、上空を飛行機が飛んでいるのを見た。
飛んでいたのは、函館空港15時25分発の羽田行き。
それを自転車に乗りながら、「来月はあれで行くんだなあ」と思いながら見ていた私。
昨年12月に東京へ行った時は、帯広が暴風雪の予報で、果たして飛行機が飛ぶかどうか直前までやきもきさせられたけど、今年はそんなことのないように願いたい。
例年だと、函館は、帯広よりも根雪になるのが遅いようだけど、こればかりは油断できませんからね。

早いもので11月も後半。ぼちぼち年末の準備を始める時期になってきた。
今日は、年賀状のパンフレットを数軒もらってきたのと、年末に帰省する際の特急券の予約をしてきた。
年賀状・・・来年は丑年・・・私もとうとう3度目の年男を迎えることに。
年男の抱負・・・?何かあるかなあ・・・?
職場の広報誌でも依頼があるみたいなので、今のうちから考えておかねば。
どの店も、11月に注文すれば早期割引があるようなので、早めに決めちゃいます。

それからもう1つ、今年もこの時期になって、飛び交い始めてきた話題を目にする機会があった。
それは、来年の戦隊とライダーの話。
この時期の情報には踊らされないぞと思いつつも、やっぱり気になってしまうのが、ファンの性なんですけどね。
例年と同様ですが、当ブログでは、確定情報を入手するまで、記載は差し控えますので、皆様も、不用意に踊らされることのないようお気をつけ下さい。
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「五」があれば「四」もある

2008-11-15 18:39:11 | 函館



今日は、函館市郊外の、余り知られていない旧跡をご紹介。
先日、「五稜郭」について紹介しましたが、タイトルのとおり、「五」があれば「四」もあるということで、その名も「四稜郭(しりょうかく)」という史跡です。














「五稜郭」と違い、全景を写すことのできる展望スポットが近くにないため、部分的に撮影する形となりました。ご了承ください。

この「四稜郭」は、1869年(明治2年)の箱館戦争時に、五稜郭の北東約3㎞の丘陵上に、主戦場となる函館近郊を一望でき、また同時に五稜郭および鎮守府である東照宮を防御することが可能であるということで築造された施設で、「洋式築城法」に基づいて作られた土塁である。
同年4月下旬から脱走軍兵士や付近の住民を動員して、昼夜兼行の工事により短期間で完成したが、突貫工事だっただけせいもあって、土塁としては脆弱であり、立て篭もるには手狭で井戸等の設備も存在せず、新政府軍の総攻撃により、わずか数時間で陥落したと言われている。

しかしながら、土塁は保存が良好なまま残っていたことなどから1934年(昭和9年)国の史跡に指定され、現在に至っている。
函館市郊外の「陣川町」という地区にあり、交通機関はそんなに便利ではないため車でなければ行くのは困難であるものの、歴史ファンを中心に根強い人気のあるスポットのようである。
因みに私は、函館に来るまで、名前すら知りませんでした。





さて、上で書いた、四稜郭が所在する町の名前、「相棒」ファンなら思わず反応してしまう名前ではないでしょうか?
「陣川町」。そう、劇場版にも登場した、原田龍二さん演ずる熱血経理マン、陣川警部補を連想させられる名前で、私も地図で見て、真っ先に反応しちゃいました。(笑)
四稜郭の近くには、写真のような温泉施設もあり、結構賑わっています。
勿論私も入ってきました。
古き良き時代の銭湯のような風情があり、なかなか心地よかったです。
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