北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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「エ」と「ェ」の違い

2008-11-12 22:23:06 | ドラマ
今週も「相棒」が終った。
難解なストーリーだったけど、終ってみれば、「なるほどね」って感じ。
刑事ドラマには珍しく、誰も○○されない(終了直後なので、あえて伏字)という展開も面白かったけど、今週一番印象に残ったのは、芹沢刑事のこの台詞。

「最近ますます細かいですね」

容疑者の女性が、殺害された男性に対して、ある時は「さん」付けなのに、ある時は呼び捨て。それが妙に引っかかっていた右京さんに対する芹沢のこの一言。
「トリオ・ザ・捜一」最年少ながらも、最近は右京さんにツッコミを入れる場面も出てきて、そんな所にも年月を感じさせられる。

ということで、今日は、そんな右京さんの「細かい話」。
芹沢に言われるまでもなく、

「細かいことが気になるんですよ。僕の悪い癖」

と自ら言っている右京さんだけど、私がこれまでのシリーズで、一番、「細けぇ~」と感じたのは、Season4第3話「黒衣の花嫁」で、「WEDDING」をカタカナで表記する際に、2文字目を「エ」と大きく書くか「ェ」と小さく書くかに着目した点。
いつものことながら、結果的にそれが、事件解決への一助となったわけだけど、それにしても、そこまで細かい点まで見落とさずに着目できる洞察力には、劇中の設定ながらも感心させれらながら見ていた。
先日ここでも紹介した某新刊書籍では、「エ」の方が一般的な表記であると書かれていたけれど、誤植だらけのこの本(言い過ぎ?)でも、この点は正しいかなと私も思った。
だって、結婚したことのない私だって、何のためらいもなく「ウエディング」と書くから。(笑)
「ェ」の方が間違いというわけでは決してないのだろうけど、この点に関しては、特に深く意識した記憶はないもので。

でも、一番感心させられるのは、劇中の右京さんよりも、そんな細かい点を見逃さずに劇中に反映させた脚本家さんだと思う。
余り細かいことにはこだわらない私も、こういうシーンを見ていると、自分もかくありたいというような気持ちにさせられます。

さ、来週はどんな細かい点が登場するか、要注目。
コメント (4)
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