北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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森林公園へ

2020-08-16 15:54:33 | 釧路&釧根地方

 

最近、ジリ(釧路地方に多い、霧のような小雨の天候)続きのせいか通勤もバス主体になり、運動不足を感じていたので、少し時間をかけて歩ける場所へ行ってみようと思い、先日、こんな場所へ行ってみました。

確か、前回住んでいたときにも一度行ったことがあるはずなんだけど、場所も含めてよく覚えていなかったので、初めてのつもりで歩いてみようと思いました。

 

 

おっと、いきなりですか。

実は先日、写真を撮れるような状況ではなかったのだけど、ある場所で、親子と思われる熊を見ました。

最近は、山中だけでなく住宅街にも出没しているようなので、皆さんもどうぞお気をつけください。

 

 

道は、幅も広く整備されています。

適度に太陽の光も入ってくるので、森林浴には最適の環境です。

 

 

 

通路沿いには、水の綺麗な川も流れています。

 

 

こんな光景もありました。

通路を塞ぐような形にはなっていないけれど、歩いている最中に沿道の木が倒れてきたらと思うと、ちょっと怖いですね。

 

 

道中、こんな可愛らしい表示もあります。

 

 

 

道中では、所々で、こんな風に解説が添えられています。

「カツラ」の木。道南にいたころ、乙部町で見た「縁桂」を思い出します。

 

 

 

どんなご利益があるのか分かりませんが、せっかくなので、手を合わせさせていただきました。

 

 

 

一般的に「白樺」と呼ばれている樹木は、正しくは「シラカンバ」と言います。

(仕事を通して知っていたので、「言います」とさせていただきました。)

北海道を代表する樹木ですが、これが原因の花粉症というのも多いそうです。

 

 

 

 

「ミズナラ」。家具に利用されることが多いんですね。これは知らなかった。

 

 

歩いて行くと、このような名前の広場が。

 

 

ライラック。

札幌市の木に制定され、「ライラックまつり」というイベントもあることで有名ですが(今年はコロナ禍で中止になってしまいました)、こういう場所でも見られるのですね。

 

 

このような名前の広場もありました。

何があるのかな・・・。

 

 

これは、お子さん連れで楽しく遊べそうな場所ですね。

 

 

これは・・・ベンチ?

 

 

これも?

 

 

ベンチとして使うこともできるのでしょうけども、正しくはこういう用途だそうです。

そういえば他の場所でも、同じようなのを見たことがあった気がします。

 

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違いの分からない男 その17

2020-08-15 16:19:20 | 日々のもろもろ

先月女満別空港に行って、旅に出たい気分がさらに高まった私。

実はその後も、道内の某空港にちょこっと立ち寄ったのだけど、その話はまた後日ということにして。

 

今年はもう、国内(道外)旅行は諦めるということになりそうですね。

首都圏だけが(新型コロナウィルス感染者数が)突出していた頃は、「東京がだめなら他の地方に・・・」なんてことも頭を過ぎっていたのだけど、それもだめそうですねこの調子じゃ。

 

で、その「他の地方」というのは具体的にどこかと言うと、自分の中では、京都だったり大阪だったり。

大阪は、一昨年の1月に出張で行っていたのだけど、先日、スマホの中の写真を整理していたら、そのときに撮った一枚の写真を見つけたので、ちょっとご紹介。

 

 

大阪メトロ千日前線の「日本橋」駅。

そういえば、同じ表記でも、東京は「にほんばし」なのに、大阪は「にっぽんばし」。

ということで、ようやくここで、不定期でシリーズ化しているこの記事のタイトルに繋がります。

さて、どう違うのでしょう・・・。

 

 

 

江戸の「日本橋」は、1603年に架けられた、幕府が直轄管理する「公儀橋(こうぎばし)」で、かたや大坂の「日本橋」は、1619年に架けられた、同じ公儀橋ですが、江戸の方は、当初、江戸城築城の便宜の為に、川に二本の丸太を架けていたので、工事人夫達がいつからか「二本橋」と呼び、やがて、江戸随一の橋ということで「日本橋」と呼ぶようになったという説が有力視されているそうです。

それに対し、大坂の方は、竣工当時から「日本橋(にっぽんばし)」となっていたそうで、これぞ日本一の橋という、大坂人の心意気が現れていたという説があるそうです。

また、別な説として、本当は江戸の方も「にっぽんばし」と読ませたかったのだけど、大坂とかぶってしまうので、やむなく「にほんばし」のままにしているというのもあるそうです。

 

諸説あるようだけど、調べて出てきたこれらの説は、なるほどねと納得できるような気がします。

これに限らず、「日本」と書いて「にほん」と読むか「にっぽん」と読むかは、色々かと思うけど、例えば、

 

 

我が北海道に本拠地を持つプロ野球チーム「日本ハムファイターズ」は「にっぽんはむ」。

 

 

「日本銀行」も「にっぽんぎんこう」が正しい読み方だということを、この記事のために調べて初めて知りました。

(写真は「日本銀行釧路支店」の旧店舗)

感覚の問題かもしれないけど、確かに「にっぽん」の方が、私達には馴染んでる感もありますかね。

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門静駅

2020-08-14 19:11:57 | 釧路&釧根地方

昨夜、詳細は忘れたけど、夢の中に、四年前に病気で亡くなった友人が。

お盆だからこっちに帰ってきたのかなと思ったけど、考えてみたら、その友人は生粋の函館人。函館のお盆は7月だよなあ・・・と。

そっか、7月には、家族や函館の友人の所に来て、今は函館以外に来ているということか。

勝手な解釈だけど、そう思うことにします。

 

 

 

 

冒頭の話とは一切関係ないけど、釧路周辺の駅で紹介していなかった所が一つあったので、今日はそこを紹介します。

厚岸駅の一つ手前にある、花咲線の「門静」駅。

小さな集落にある小さな駅だけど、山小屋みたいな感じで洒落た外観だなと思います。

名の通った建築家さんとかのデザインなのかな。

 

 

 

 

 

「門静」という地名は、アイヌ語の「モイ・スッ」(入り江の根もと)に由来するとされています。

厚岸湾の緩い浜辺が、当時入江と考えられていてその端にあることからついた名であると考えられているそうです(Wikipediaより)。

 

 

単線だけの寂しい駅ですが、こうしてホームに立っているだけで、何だか旅情を掻き立てられます。

国道沿いで集落にも近いので、「秘境駅」ではないけれど、こういう雰囲気が好きで訪れる鉄道ファンも多いのでしょうね。

 

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厚岸駅

2020-08-13 19:26:07 | 釧路&釧根地方

 

難読地名の多い北海道にあって、ここもまた、道外の方々には少々難解な「厚岸(あっけし)」。

牡蠣の名産地なので、その線で知っているという方もいらっしゃると思うけど、そうでもなければ、ちょっと難しいのかなと思います。

4月に放送された「発見!タカトシランド」札幌ドームエリア編で、ゲストの梶原善さん(「特茶」のCMで、本木雅弘さんに「コレステロール高いのスルーしようとしましたね」と言われている方。最近そのCMも流れなくなりましたが)が、厚岸の牡蠣を扱っているお店の看板を見て、「あつぎし」って読んじゃったのが印象に残りました。

 

 

そんな厚岸町の中心部にあるJR厚岸駅は、町で一番大きな駅で、利用客が多いこともあってか、有人で、駅舎内も広いです。

 

 

 

釧路~根室を結ぶ、JR「花咲線」の見どころを紹介するコーナー。

手作り感満載なのがいいですね。

 

 

駅の外にある歩道橋。

 

 

この先には、町の中心部にあるもう一つの主要な「駅」である、道の駅「厚岸グルメパーク」があります。

花咲線を利用する観光ツアーで、道の駅にも立ち寄って、特産である牡蠣料理を味わったり、ウィスキーの試飲をしたりできるプランなんてのがあり、なかなかの人気のようです。

 

 

 

花咲線の駅では主要な駅なので、構内も広く、ホームも島状で、両方向の列車が停車できるようになっています。

 

 

駅前にある野外彫刻

 

 

「飛翔」とありますが、作者名が書かれていませんでした。

 

 

港町ということで、カモメをモチーフにした彫刻が飾られています。

 

 

これは波を表現したものでしょうかね。

 

厚岸町は、仕事で寄ることもありますが、またプライベートでじっくり歩いてみようと思います。

花咲線の旅もいいかもしれません。

 

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燎原

2020-08-12 19:32:55 | 釧路&釧根地方

 

釧路市郊外をブラブラ(ウロウロ)しながら、「はんのき公園」という公園に寄ってみました。

 

 

ここ数日、釧路市内も束の間の真夏の陽気となっていますが、そんなときに訪れるとよさそうな、緑あふれる公園です。

 

 

そんな公園の一角にある野外彫刻。

 

 

じっと前を見据える男性の力強い視線を感じます。

 

 

 

そして、こちらは馬の親子でしょうか。

 

 

これは、釧路市出身で、北海道を代表する彫刻家の米坂ヒデノリさんによる「燎原」という作品。

「コーチャンフォー釧路文化ホール」こと「釧路市民文化会館」をはじめ、釧路市内にも幾つも野外彫刻が設置されており、知っているという方も多いことと思います。

この碑文にもあるとおり、「はんのき公園」のある釧路市美原エリアは、今でこそ団地を主体とした住宅街となっていますが、かつては一面の湿原だったそうで、その地を開拓し、現在に至る発展の礎を築いた先人の功績を称える目的で、この彫刻が設置されています。

 

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