まいどツイッターネタですまん
ブックオフの百均棚にヤベェ奴いた。 pic.twitter.com/VpCslWh4LZ
— かるめら (@Tokudoku2) August 10, 2023
名著だが絶版で古書市場でえらい価格が付いているらしい
今はどうか知らんがメルカリが始まる前
ヤフオクで中古キットに高値が付くと
メーカーがそれを見てて
再版を掛ける
としか思えないようなことが何回も(笑)
商いは売り時が肝心ですなぁ
商いは売り時が肝心ですなぁ
生半可のことでは銭の花は咲きませんな
というわけで最近読んだ本
熊撃ち
これは、ノンフィクションで
北海道の熊猟師と富山の猟師さんに取材したもので
羆の凶暴さが詳しく描かれております
羆を射殺して、抗議する人は
これ読んだ方が良いです
村田銃が使われていたころの話
で、猟師さんたちは重いライフル銃を好まないのも
面白いです
wikipediaによると猟銃としての村田銃には
- 軍用村田銃を改造し28/30/36番径とした物
- 村田経芳が設立した村田製作所(株式会社 村田製作所とは無関係)により、民間向けに軍用村田銃の構造を踏襲する形で最初から8番-40番径散弾銃として制作された物
- 民間銃器職人・工場にてライセンス製造された物
- 火縄銃の銃身末端に村田式のボルトを後付けする事で後装式に改造された物
- 十三年式村田銃以前に陸軍に導入された洋式銃が村田式のボルトを取り付けて改造され、後に払い下げられた物
があるようです
原型となった村田式は連発式ですが
猟銃のものは基本単発らしいです
で作中では28番が使われているようで
丸ダマを使う描写があります
確かに28番つったら直径14ミリ(約0.55インチ)
真鍮の薬莢は80mmくらいあるしなぁ
これで羆/熊を撃つつったら
スラッグ以外考えられんわな
だけどダブルライフルだと
.600 Nitro Expressあたりが近いのかな
あっちは10000Jくらいだけど
反動を抑えるために先端部分にしかライフリングがなかったらしいから
似たような感じなんですかね
まあ村田銃は黒色火薬だから威力は全然違うか
でね、15mとか20mまで接近して撃ってのね
すっげえは、それビビりにはできんお仕事ですな
手持ちの弾が足りないとか(やすやすと買えない)
湿気吸って不発とか(紙ケース/今はプラスチックケースが主流)
大薮先生のように詳細な記述ではないですが
ちゃんとわかるように書いています
すげえぞ吉村昭
さてもう一冊
アルセーヌ・ルパンシリーズでおなじみ
モーリス・ルブランの
バルタザールの風変わりな毎日
ルパンシリーズなどに対するアンチテーゼといっていい作品
貧民街に住む”哲学教授”いろんなことで食っている
座右の銘は
小説のような冒険など実在しない
生徒のひとりと恋に落ち結婚しようとしたら
自分の出自が分からんので
どこの馬の骨ともわからん奴に娘はやれん
というわけで
自分のルーツを探る旅に出る
秘書兼家政婦 のコロカントがね
もう、本当にかわいいの
コロカントってのは、作中で神父に”キリスト教徒らしい名前ではない”
と言われているんだけど
Coloquinte で画像検索すると
こんな鑑賞用の南瓜が出てくる
ワタシは100円で買いましたけど
中古価格は結構いい値段ですな
オチはメーテルリンクの青い鳥なんだけど
最後の一文
本当の冒険 がはじまった
というのが千両です
100点
この日に何気なく見てたらこんな話もあって
銃の日なのだなあと思いました(小並感
https://togetter.com/li/2215132
村田銃つながりで。