脳科学と球根とワタシ

またまたツイッターの話
これ売っていいの
という趣旨で回ってきたツイート

メルカリにリンク貼るとちとまずいとかんがえたのか
スクリーンショットでした
メルカリで検索すると

でたでたレミントンM31
ライアットガン

ごじゅうまんかよ　M31の闇相場そんなに高くねぇぞ（殴
昔ヤフオクで同じような出品物があって
違反申告と質問の雨あられ
質問に対してははぐらかしてんだけど
なんだかおかしいので良くみたら
プラで再生産されたものを
この金属のものみたいに見せていたカスタムでした
刻印も打ち換えてあって
なかなかのもので
補足説明で種を明かして、出品を取り消したと記憶してます
まあ、ひっかけるための出品だったんでしょうねぇ
ということがあったので用心しないといかんのですが

うーん、こぼぶるーの剥げかたは
金属だわな

モデルガンて2回規制を受けているんですよ

通称46規制
ハンドガンのモデルガンは銃腔（銃口ではない）を閉鎖し
白または金に着色する
というもので、かなり業界はダメージを受けました

通称52規制

これで自動式の拳銃のモデルガンはほぼ金属製が作れなくなりました
（銃身とレシーバーが一体のもののみ）
長物は除外規定があって小改良で生産の継続が可能でしたが
このレミントンは

薬室にインサートが鋳込めないので生産の継続ができませんでした
なぜといいますに改造防止策で薬室自体が無いから
改造防止という点では薬室がないので
より安全性が高いんですが
薬室にインサートが入れられないのは事実
で生産中止

MGCは当時業界のリーディングカンパニーで
安全策の実施にも積極的で法規制のない樹脂製のモデルガンにも
銃身や薬室へのインサートを要求したSPGという自主規格を作ります
のちに総プラスチックでこのレミントンは再生産されるのですが
ヤッパリ薬室がないのでSPGマークが付けられないという

変な話もあります（笑）
ながらく、既に販売した製品の所有権は動かせないと
考えられてきましたが
最近になって（いつ？）規制当時の家督官庁の大臣の
個人売買を妨げるものではない

という国会答弁が掘り起こされ
個人売買はよいのだということはわかりました
まあ、普通継続して所持していいものについて、
売買できないようなら個人の財産権の侵害ですわな
まあそんなんで、個人売買ならいいだろうと出しているんでしょう
ヤフオクに出して取り消されたしゅぴん者が別の出品物で
ヤフオクを口汚くののしってましたけど

ヤフオクは規定で52規制前のモデルガンの出品を禁止しているんですね
ヤフオクの規定だから仕方がない
この国会答弁が掘り起こされるまえ
ヤフオクには50年間の貸与の権利を売っている人がいました
残念　それは実質的な譲渡に当たりますから（笑）
でね、この問題
1.ネットオークションは販売対象者が不特定多数なので
個人売買かどうかは疑義がある
2.出品者にはオークションへの出品の反復継続があるので
個人売買と言えるかどうかやっぱり疑義がある
ということになります
コレクションを知り合いに売るのと
ネットで販売するのとでは
ちがうんですね
ただ、おおむかし大きなガンショーで

(今みたいにブラックホールとか銘打って定期的にやる以前だったけど
)
52規制前のモデルガンを大ぴらに並べているSHOPがあって
これいいの？ときいたら
もうこんなの取り締まりしないですよ
だって
そのSHOP聞いたことない店だったしその後もきかないので
夜逃げ前の在庫処分だったのかも(笑)

テンバイヤーといえばガンプラですけど
休日、模型展や中古屋で必死にスマホ見ながら
ガンプラ物色している人がいて笑います
一時期のブックオフのせどりもそう
高価格のものが頭に入っていない
スマホ見て相場見ながら仕入している
なんだそりゃ
そんな、商いで銭の花咲くと思てんのか！
ガンプラの転売見てて思いだしたのがこれ

チューリプバブルだと思う
なんだな、ガンプラ高い価格で偽の落札実績作って
素人テンバイヤーひっかけるか
あでも落札手数料掛かるか（笑）
商いは小さくコツコツと

商売の基本です

おまけ

52規制前の国際産業のやけくそ
おまけの２

アメリカで人気のM1911のクローン
これに関する日本お専門誌の間抜けな話はまた今度

せーろくさま

ワタクシの場合整理がつきているようでついていなくて
処分したはずのパーツがまた出てきたり

あるはずのものがどこかへ行ったりです