行ってきました映画
四月になれば彼女は
何か評判が悪いみたいですね(笑)
YAHOO映画評
ワタシすげえよかったと感じたんですけど
あれかね精神科医と獣医の恋ってのは見ている人間には現実感ないかな
これね映画の演出を読み取れていない
伊予田春(演:森七菜)の手紙の朗読で始まるんでミスリードされるんだけど
手紙やメール読む時って、差出人の声で頭の中で再生して読んでるでしょう
これ藤代俊(演:佐藤健)の一人称映画なんですよ
でもそれが分かるのはラスト近く
それがだんだんわかってくる
なぜ春はウユニへ、プラハへ、アイスランドへ行ったのか
そして
なぜそこから手紙を出したのか
物語が進んでいくにしたがって分かってくる
卒業(というか別離)いらい藤代と春は会っていない
藤代と春の別れ、春は結構あっさりしてんだけど
そのあとでもう一回春の視点で描かれる
ここら辺の演出も素晴らしい
卒業後10年たっているので
主人公とペンタックス(演:中島歩)はイモ食っていないとして32歳
一浪してても33歳のはず
で伊予田春は30か31歳のはず
それがなぜ森七菜の年齢そのまま22-23歳なのか
たぶんセリフで説明されないと分からない人には理解できないだろうと思う
手紙を読んでいるのは主人公の藤代
春が出てくるのはすべて藤代が読んでいる春が出した手紙なんだな
春の手紙を飛んでいるんだからそのなかで
藤代の創造する春は20歳の春でしかない
30歳の春は藤代の頭の中に浮かんで来ようがない
だから伊予田春は森七菜さんの年齢そのままというか
大学時代の春のままで画面に出てくる
春が出てくるのは手紙を読んでいる藤代の想像の中だという演出
だから出てくる過去の藤代は
春の手紙で語られる藤代か
弥生 に話す思い出の中の自分
自分自身なのでいつでも今の自分
それが分かるのはラスト10分のあたりから
そこら辺がわからん人が多いみたい
それと大学時代と現代が交互に描かれると
ついていけない人がいるというのも驚き
なんというか、スターウォーズを1から見るタイプかな
ハワードのコナンを編年体に再編集するようなタイプだ
どっちも違うな
自分が理解できないものを批判してしまうってのは悲しい
春から渡されたペンタックスを藤代が受け取るあたりからが圧巻の演出
はっきり言って長澤まさみさんあまり出てきませんけど
存在感ありますし素晴らしい演技です
円盤でたら買います
おまけ
佐藤健さんは
2013年にカノジョは嘘を愛しすぎてる
という映画に
長澤まさみさんは
2018年に嘘を愛する女
という映画に出ています
とくながさま
在来線特急はえきねっとで使ったことがないのでわかりませんでしたが
そんな不便があるんですね
みどりの窓口の代替と考えていたので、買うことができる切符はすべてSUICAで出来るものだと思い込んでました
せーろくさま
御厨さと美全集 できればいいですけど
ルサルカは帰らないくらいしかみんな読みたがらないんじゃないか心配です
イカロスの娘あたりも特に物語に結末が付くでもなく
終わってしまってちょいと不満です
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