小池都知事は、希望の党参加の条件について「基本的には憲法(改正)への対応。それは安全保障にも関わる」と述べ、改憲と安全保障に対する姿勢を重視する考えを示したましたが、罰則はなく、当選目当ての入党が続きそうです。それというのも、タイトルのように職業として待遇が突出しておいしいからです。ブロッコリーでもピーマンでもニコニコ車から振り回しているだけで当選でき、年収2000万円+非課税1200万円あれば止められませんね。「希望の党」が消費税凍結を掲げる以上、消費増税を掲げる自民党も自ら、待遇改善を訴えないと苦戦します。しかし、突然の解散で「希望の党」は新人発掘が進まず、落選しそうな国会議員の駆け込み寺になりつつあります。
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「日本の議員待遇は国際的にも突出している」──そう指摘するのは、日本大学の岩井奉信教授だ。
「英国などヨーロッパ各国では議員を『国家公務員の一種』という待遇で扱うのに対し、米国と日本は議員が格上。ただ、米国は兼職を厳しく禁じた裏返しの厚遇なのに、日本では規制があるのは大臣等だけ。日本は規制も緩く待遇も厚い、世界でも希な厚遇国となります。とりわけ問題なのは文通費と立法事務費で、議員の“第2の給与”“第3の給与”と化している」
それらをただ削減すればよいのかというと、岩井教授はこう注意を促す。
「待遇に見合った仕事をしているのかどうか、議員ごとにチェックしてみる必要があります。どれだけ現場に足を運び、課題解決のため汗をかいたか。実質的な評価がなされるべきです」
交通費”も手厚い。東京と地元の往復が必要となることから、JR各社については無料パスが渡され乗り放題。7月には自民党の今井絵理子・参院議員がグリーン車内で不倫相手と手をつないで熟睡する写真が報じられたが、議員パスではグリーン車もタダになる。遠隔地の議員は、代わりに月4回の東京との往復航空券を受け取れる。
「日本の議員待遇は国際的にも突出している」──そう指摘するのは、日本大学の岩井奉信教授だ。
「英国などヨーロッパ各国では議員を『国家公務員の一種』という待遇で扱うのに対し、米国と日本は議員が格上。ただ、米国は兼職を厳しく禁じた裏返しの厚遇なのに、日本では規制があるのは大臣等だけ。日本は規制も緩く待遇も厚い、世界でも希な厚遇国となります。とりわけ問題なのは文通費と立法事務費で、議員の“第2の給与”“第3の給与”と化している」
それらをただ削減すればよいのかというと、岩井教授はこう注意を促す。
「待遇に見合った仕事をしているのかどうか、議員ごとにチェックしてみる必要があります。どれだけ現場に足を運び、課題解決のため汗をかいたか。実質的な評価がなされるべきです」交通費”も手厚い。東京と地元の往復が必要となることから、JR各社については無料パスが渡され乗り放題。7月には自民党の今井絵理子・参院議員がグリーン車内で不倫相手と手をつないで熟睡する写真が報じられたが、議員パスではグリーン車もタダになる。遠隔地の議員は、代わりに月4回の東京との往復航空券を受け取れる。