monologue
夜明けに向けて
 

井桁  



<17>

矢追(ヤオ)い 其麻(ソマ)の里(音で辿れ)
井戸の柱 井桁
行く道を見よ
「光の黙示録」より


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「井戸の柱 井桁」は都合が良いことにというかなんというか「ひふみ図」にあった。
これはシナリオに予定してあったのか。もうぐずぐず探している時間がないからなのか。とにかく其麻(ソマ)の里の主が作った「ひふみ図」をみよう。
 この図には弥勒(三六)救(九)世主(メシア)としての数、三六(みむ)が井戸の形に並べられている。その井戸の柱の位置には九であり零が配置されている。その井桁に囲まれた九セクション「良い日や(四五一八)」グループ、「嫌な名(五八七七)」グループ、「皮膚付与(一二二四)」グループ、そして中央に「舟鮒(二七二七)」がある。これらのどのセクションもそれぞれの域内で合わせると九の倍数となりやはり零に帰するのだ。
「行く道を見よ」
まわりを囲む○で表される九の行く先は十なのだが九は零なので、十が次の段階の一(ひ)となり八(や)まで進む。そしてそれがまた九で括られ零に戻り、次の段階の一(ひ)が始まる。そしてまた…。そしてまた…。そしてまた…。これを立体図形化すればトーラス(ド^ナッツ状)宇宙、あるいは自分の尾を噛むウロボロスの蛇が出現する。まさに大物主の姿。
fumio

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