「つぎの『クマラは、その手を上げて「真のコトノハ」を伝えるだろう』のクマラってのはなんですかね。クラマの間違いかも…、鞍馬天狗なら知ってますが…」
「えらいっ、あれっどうした。六さん、身構えたりして…。」
「がっかりしないためですよ、偉いといわれたらろくなことがない。おいらこれでもご隠居さんの行動パターンを学習しています。外れているんでしょう。早くとどめを刺してくださいよ。」
「そうか、残念、残念、これからの楽しみが減った。回り道をしないでいえばクマラは鞍馬の語源でもあるからあながち間違いというわけでもないのさ。モノローグでは有名なことばだから今さら説明するのもなんだし…」
「説明してくださいよ。おいら実はまだモノローグをそんなには深く読んだわけじゃないんです。ほんの一夜漬けで解読に必要そうなところだけ拾い読みしてきたんですから。」
「それでクマラをクラマの間違いかもというわけか。それじゃ、サナート・クマラという名前は聞いたことがあるかい」
「さぁ…。クマラの前にサナートがつくんですか。」
「ああ、そう、われわれ人類の恩人というか、恩神というか、恩王子というか、そんな存在さ。」
「へえー、そんな方がいたんですか。知りませんでした。いつ頃?」
「話せば長くなるが話そうか。
かれの元の名前は天使長ルシファーあるいはルシフェル。かれは約450万年前あるいは650万年前に京都の北、鞍馬山に降り立った。そのことで鞍馬天狗烏天狗伝説が生まれたのさ。 そのときの名前が金星の王子サナート・クマラだった。
Sanat Kumaraのサイトからかれの属性を表す主な呼び名を以下にあげておくよ。
The Seed(種子)
The Great Sacrifice (偉大な犠牲)
The One Initiator(創始者)
The Voluntary Exile (自発的追放者 )
The Silent Watcher(黙する観察者)
Maha-Guru(マハ-導師)
The Lord of Flame(炎の主)
The Ancient One(古代のもの)
The Mighty Lord of Fire(炎の強力な主)
The Point of Blue within the hidden diamond(隠されたダイヤモンドの青い点)
The Root-Base (relating to the Earth as the base center)(地球に関連する基礎の中央の基根)
The Tree (the chain of Hierarchy)(木(階層構造の連鎖)
He who changes form, yet remains ever the same(形を変えながらも常に同じままのかれ)
The First of the First(1番目のうちの1番目)
The Youth of Eternal Summers(永遠の夏の若者)
The Light of Life Itself(人生自体の光)
The Lord of Venusian Love(金星の愛の主)
The Great Kumara within the Flaming Sword(燃える刀の中の偉大なクマラ)
Vishnu Krishna(ヴィシュヌ・クリシュナ)
Protector of Tibet(チベットの守護者)
Savior of Humanity(人類の救世主)
Hermes, the Interpreter(ヘルメス、解釈者)など