monologue
夜明けに向けて
 



光よりの光、オリオンの神の座より来たりて伝える 
 我が名はアーリオーン、愛の真実を伝える

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光の子らに伝える


 薄明かりの中に在りて」現状を言葉で表せばこうなる。この薄明かりを夕刻の光と取るか、暁の光と取るか? それは、あなたがた次第のことだ。

 太古の力は大地を通じて心ある人々の魂に揺さぶりをかけてゆく。後ろを向く者にとっては、後ろが未来で、前を向く者にとっては前が未来だ。人は自分の身体を中心に前後に未来と過去を持っていると思っているが、本当のところは自分の意識の向かう方向が未来なのだ。

 大体において人は自分の意識の方向へ顔及び身体の前面を向けるという傾向があるので、自分の身体・顔の方向に未来があると思って良い。ところが、このところ人は知っているのにウソを付いたり、わかっていても悪いことをしたり…と自分の魂にそぐわないことばかり繰り返している為に、自分の立っている足先さえ見えなくなり、自分の居場所すら信じられなくなってきている。その結果、何が起きるかわからない未来、つまり前の方向を向くことができなくなってきている。(既に通った道は磁性化されているので向き易い。)

 本当の未来ではない方向へ顔を向け、(例えば後ろ向き)昔から何も変化していない…と思いこもうとする。後ろ向きの未来は常に自分の経験してきた道の繰り返しに過ぎないので、何も変化していない様に見えるが、まずこういった人々は、自分を客観的に離れて見ることはしようとしないので、自分が右往左往していることには気付かないだろう。磁性化されていない見知らぬ方向へと身体を向けるのは、勇気のいることだがその方向にしか未来は無い。

光の子らよ、勇気を持って未知の未来へ一歩を踏み出しなさい。                              
                       ---ARION,O∴O---


JUNE.21.1990
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