monologue
夜明けに向けて
 



 龍谷大学の講堂でのライブのあとブルーマウンテン・ブルースバンドのドラムのノッチンのかの女、ツグミがやってきて、わたしがライブで歌った 「打ち上げ花火」を女性デュオで歌いたいというのでOKした。その頃はまだ二番までしかなかったがかの女たちの参加したコンサートでスリーフィンガー奏法で立派に演奏していた。男のわたしが歌うより詩情に溢れているような気がした。京都という土地柄、わたしの知らないうちにご当地フォークとしてかの女たちのまわりでヒットしていたようだった。

  その 「打ち上げ花火」も渡米後わたしがアルバム「カリフォルニア・サンシャイン」 の一曲としてレコーディングする際には三番にアメリカ生活の歌詞を付け加えることにした。京都とアメリカのご当地フォークということかも…。なにごとも変わり行く。
fumio

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