monologue
夜明けに向けて
 

水面  


頸椎損傷手術後、武蔵村山病院のリハビリ病棟でリハビリ治療を続けるわたしのもとに同じ劇団の同僚女優が見舞いにきた。音楽好きなのでアメリカでわたしが製作したカセットテープアルバム「カリフォルニアサンシャイン」を進呈すると、自分は遊園地などのイベント会場で「懐かしのグループサウンド」などオールデイズミュージックの司会の仕事をしているけれど、いつもただ司会をするだけではこの頃つまらなくなってきた。自分も多くのお客さんの前でなにか歌いたいという。自分にもお客さんの前で歌える歌を作ってほしいと請われた。それが「水面に書いた物語」プロジェクトの始まりだった。
fumio

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