( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/35988260.html からの続き)
ヘヨン(チョン=ジヒョン)は画家の卵で、祖父の骨董屋を手伝いながら、街頭で似顔絵を描いています。
ヘヨンのもとには、名前も分からない人から、いつもデイジーの花が届けられます。
ヘヨンは、送り主はきっと以前自分を助けてくれた、顔も知らない人だと思い、
まだ見ぬ心の恋人に、いつか出会えると信じています。
そんなヘヨンの前に現れたのはジョンウ(イ=ソンジェ)。
ヘヨンはジョンウを心の恋人だと確信します。
ところが、実はジョンウは国際警察の刑事で、
ヘヨンに近づいたのは麻薬捜査の張り込みのためでした。
一方、ヘヨンの幻の恋人は実在し、常に陰からヘヨンを見守っていました。
彼・ハクウィ(チョン=ウソン)はスナイパー(暗殺者)で、ヘヨンのためを思って名乗ることができずにいたのです。
ジョンウは素性が知れしまったため、ヘヨンの前から姿を消し、入れ代わるようにハクウィが現れます。
やがてジョンウとハクウィは、相対する立場上、互いに命をかけあって対峙することになります。
数奇な運命に翻弄される男女のトライアングル。
過酷な殺戮(さつりく)を繰り広げながら、切ない純愛に心を震わせる物語を、スタイリッシュに描いています。
韓国のベタなラブストーリーには乗っていけないσ (^^;)ですが、この映画には引き入れられました。
全編オランダロケというのも、スマートな雰囲気をかもしているでしょう。
ラストもひとひねりあり、余韻を残して幕が引かれます。
チョン=ジヒョンは、アクションシーンも吹き替えなしで取り組んだそうで、
国際女優への第一歩を踏み出したところでしょうか。
今後の活躍が楽しみです。