以前 共に仕事をしていた 編集者の人が、雑誌で拙著を紹介してくれました。
シナリオライター志望者向けの 月刊「シナリオ」誌(映人社)です。
許可を得て、紹介文を引用させていただきます。
「心子。35歳。
彼女は 『境界性人格障害』(境界例/ボーダー)という 心の障害を持っている。
感情の起伏がすさまじく、些細なことでキレたりうつ状態になり、
自分をコントロールすることができない。
本書は、そんな彼女と “しがないシナリオライターである”著者との
愛の交流を綴ったノンフィクション。
付き合いはじめて1年余り、心子は ホテルの最上階から 飛び降り自殺をする……。
現代に増えつつあるという 心の障害を、深く理解するための 案内書ともなっている。」
シナリオライター志望の読者は、ボーダーというテーマよりも、
“しがないシナリオライター”に 興味をそそられる人は いるかもしれませんね。( ^^;)
この編集者の人は 拙著を読まれたとき、
僕がこんなすごい体験をしてたのか と、ショックを受けたそうです。
拙著は 結構すさまじいことも書いているだけに、
僕を直接知っている人にとっては 何か生々しく、
抵抗感を感じて 読みにくいような場合もあるのかもしれません。
でも、僕が本当に一生懸命 心子と接したということが、
よく分かると言ってくれます。