「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

境界性人格障害の人との付き合い(10)

2006年07月31日 11時33分26秒 | ボーダーに関して
 
( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/38271984.html からの続き)

 ボーダーの人との付き合い方を 学ぶことによって、

 人間の所業の内にある 弱さや愚かさなどに 気付くことができたら、

 人の過ちを許す 手助けにもなるでしょう。

 周りの人や 自分自身をも そのような心理に注目して 見ていければ、

 人間というものへの 理解も深まると思います。

 もし、ボーダーの人と直面したとき 沸き起こってくる雑多な感情を省み、

 自らの精神的成長につなげる 積極的な態度に 転換していくことができたら、

 申し分はないのかもしれません。
 

 次のように述べる、ボーダーのパートナーの人たちがいます。

「ボーダーの人といることは 最高のプレゼントだよ。

 自分を見つめることができるし、人とどう関わっていくのか 知ることもできた。」

「僕は無力ではなく、自分でそうすることを選んだんだ。

 自分で選択したことだから、沢山のことを学んだよ。」

( 「境界性人格障害=BPD」 (星和書店)より)

(続く)
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/38336705.html
 
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