( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/38154482.html からの続き)
しかし、ボーダーの人と 距離を空けるといっても、
彼らは 完全に一体化することを欲しているので、
わずかでも隔たりがあると くじかれて、怒り苦しんでしまいます。
ボーダーの人と接するには 一定の枠を設けなくてはなりませんが、
彼らはその枠を 何よりも嫌います。
拘束されることが苦手で、境界線を 捨て身で切り崩そうとしてくるでしょう。
中途半端なことは許されず、
境界を保つことと 共感することとの兼ね合いは、よくよく頭の痛いところです。
どうしても 収拾がつかないときは、
時間的,物理的に 間を置くことが有効です。
自分の要望が 必ずしも通るわけではない という経験を積むことによって、
ボーダーの人は 自分と相手は 個別の人格なのだということを 少しずつ学んでいくでしょう。
怒りや悲しみは 自分の感情であり、最終的に処理できるのは 自分でしかありません。
自我の葛藤には 自分自身で向き合っていく他ないのです。
(続く)
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/38236795.html