「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

境界性人格障害の人との付き合い(3)

2006年07月24日 18時38分55秒 | ボーダーに関して
 
( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/37979999.html からの続き)

 ボーダーの人に接するときには、

 本人が一番つらいのだ ということにこそ

 真っ先に心を砕くのが 願わしいでしょう。

 ボーダーの人自身の 苦しみや悲しみに、思いを馳せてみたいと思います。

 筋違いな誹謗をされても 同じ土俵に引きずり込まれず、

 挑発に不用意に乗せられないよう 注意しなければいけません。

 ただし、「ボーダー」 というレッテルを貼って 特別扱いするのではなく、

 人として対等な立場であるのは 言うまでもないことです。

 しかし、ボーダーの人と言っても 皆それぞれですし、

 その人との間柄も 千差万別です。

 付き合い方に 決まったマニュアルなどはありません。

 あの人に対してと この人に対してでは、当然 応対の仕方は変わるでしょう。

 実は僕は 心子が亡くなったあと、

 人格障害だという人と 偶然あらたに知り合いました。

 でもその人は、心子とは 似つかないタイプの人でした。

 心子とは関係性も異なりますし、一口に人格障害といっても、

 どの人にも通用する術はなく、やはり簡単なことではありません。

 ケースバイケースで 模索していくしかないのだと思います。

(続く)
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/38063525.html
 
コメント
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