「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

境界性人格障害の人との付き合い(9)

2006年07月30日 18時20分44秒 | ボーダーに関して
 
( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/38236795.html からの続き)

 ボーダーの人と付き合う負担を、孤軍奮闘で 抱え込まないようにするため、

 悩みを話し合える人を持つことも、心強い助けなります。

 僕の場合それは、元々僕の知り合いである 心子の主治医の先生でした。

 ボーダーの人の家族や恋人の役目を、他人に分担してもらうことはできませんが、

 苦労を分かち合ってくれる人の存在は 得難いものです。

 自分が癒されなければ、人を癒すこともできません。

 合わせて、ボーダーの人がキレたときなどに どう振る舞ったらいいか、

 サポートしてくれる人と 予めロールプレイしてみるのも 役に立つでしょう。

 ボーダーの人の怒りの裏に隠された 悲しさや寂しさを洞察し、

 それに適した受け答えをするには、かなりの経験と技量を 要すると思います。

 でもそれは ボーダーの人に対してだけでなく、

 どんな人との付き合い方にも 有益なはずでしょう。

(続く)
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/38299199.html
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする