「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

境界性人格障害の人との付き合い(4)

2006年07月25日 17時03分26秒 | ボーダーに関して
 
( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/38022347.html からの続き)

 一般に、ボーダーの人の 家族や恋人など、

 パートナーとして付き合う人は、ボーダーの人に接するとき、

 腫れ物に触るように ビクビクと相手の顔色を窺ったり、

 ボーダーの人から したたか非難されるあまりに、

 自分のほうが間違っていると 思ったりしがちです。

 あるいはまた、自分がボーダーの人を 助けなければならないという、

 過度の “救世主願望” に囚われてしまう人も 少なからずいるといいます。

 僕も心子に対して、ご多分に漏れないところがあったでしょう。

 けれども、ボーダーの人と パートナーとして交わるには、

 自分と相手との 「境界」を しっかり設定しておくのが 肝要なことです。

 物理的にも精神的にも、どこまで入り込むことが 許容されるかという

 「ボーダーライン」 をきちんと決め、

 それを破らないように することが大切です。

 人には 自分の領域を守る 権利があります。

 各々に 自分を重んずるべき 尊厳があるのです。

(続く)
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/38111404.html
 
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