「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

被災地の介護タクシー

2011年06月28日 22時20分51秒 | 東日本大震災
 
 被災地で介護タクシーが、 通院や買い物の足として、

 お年寄りたちの生活を支えています。

 介護タクシーは ヘルパー資格を持つ乗務員が、

 車の乗り降りや 移動の介助サービスを提供するものです。

 タクシー会社自体も被災し、 一時は 避難していた所もありますが、

 お年寄りのために戻ってきたといいます。

 利用者宅を訪れると、 ずっと動けず ひどい床ずれを 起こしている人もいました。

 燃料不足のなか、 病院への送迎だけでなく、

 避難所への移動、 買い物の手伝いに走り回ります。

 緊急車両の指定を受けて、 各地で奮闘しました。

 乗務員は、 「市外から戻るお年寄りの 嬉しそうな顔を見ると……

 少しは役に立ったのかな」 と 話します。

 タクシー会社は 介護保険が使える会社と、 全額自費の会社に分かれます。

 前者は、 利用は要介護の人で、

 通院介助の乗務員の付き添いは 病院の受け付けまでなど、

 サービスに制限があります。

 後者は、 要介護認定されていなくても、 介助が必要なら利用でき、

 冠婚葬祭の送迎など 目的も自由ですが、

 費用は保険利用の 約5倍以上かかる場合もあります。

 会社に問い合わせ、 うまく利用することが大切です。

〔 読売新聞より 〕
 
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