戸田覚の「仕事にすぐ効く!ITサプリ」
仕事に役立つ超進化Office 2007(3)~インタフェースとビジュアル機能を検証~
パワーポイントで仕事を進めることが多いので、ビジュアルの使い勝手の改良が進むこと、かな~り期待してます(^^)。
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まず、国内の女性リーダーと男性リーダーで「リーダーシップ」を比較すると、女性は男性に比べて「感応力」が高い。場の空気を読んだり、周りの状況に敏感に反応して行動する、ということだ。また「復元力」も高く、困難な状況も楽観的に受け止め、乗り越える傾向にある。一方「リーダーシップ」で男性の方が高い数値を出しているのは、「積極性」だ。男性はどちらかというと“命令型”のリーダーシップをとっているということになる。「積極性」が低い女性は、男性よりもややクールに仕事をしている。女性リーダーがあまりに積極性を持って仕事をすると周りから叩かれやすいため、このような行動を避けるという面が出ているのかもしれない。
次に「対人関係」を比較すると、男性リーダーは「対人志向」の数値がやや低く「懐疑性」が高い。仕事への意欲は高いが、人に関してはやや冷淡。権威的で周りが近づきがたい雰囲気を出している可能性がある。一方で女性は非常に高い「社交性」があり、「感謝欲」も高い。チーム内の人間関係やメンバーのモチベーションを大事にしつつ、幅広いネットワークを駆使して仕事をしているということになる。
男女で共通の結果が出たのは、「問題解決と意思決定」の部分だ。男女ともに「アイディア志向」「リスク志向」の数字が高い。どちらも発想力が豊かで、今まで試したことのない新しいプロジェクトにも果敢に挑戦するということだ。また、男女とも「徹底性」と「慎重性」が低い。リーダーであるからには、物事のプロセスや些細な部分にはこだわらず、大局を見て大胆な意思決定をするという点が男女とも共通している、という結果になった。
「自己管理と時間管理」では、男女ともにスピードと効率を求め、優先順位を決めて仕事を進めていく点で共通している。1つ大きく異なったのは「内的管理(これが高い人は自らの行動にルールを課す傾向があり、独立心が強い)」だ。女性リーダーは男性に比べ、この数字が高い。女性の方が高い自立心と自己統制力があり、自分が定めた目標に対して自己管理を行ったり、緻密な計画を練って行動する傾向があることがうかがえる。
また野澤さんは、国内のリーダーの男女差だけでなく、日本と海外の女性リーダーの行動特性の違いについても指摘している。「例えば、日本の女性リーダーと米国・英国の女性リーダーを比べると、日本の女性は『復元力』『社交性』が強いことがわかります」。日本と中国を比較した場合も、日本女性リーダーの方が「社交性」「感謝欲」などが強いという結果が出た。コミュニケーション能力に関しては、日本の女性リーダーはかなり高い数値を出していることになる。
また、女性リーダーと言っても、様々な立場が考えられる。「女性リーダーには、3種類あります」と野澤さん。「まず、企業の中でステップアップしてきた女性、次に社外から管理職として入った女性、最後に自ら起業した女性。中でも大企業の中で上がってきた人は、(なかなか破れないガラスの天井と格闘してきたという意味では)一番ポテンシャルが高いのではないでしょうか」。
映画のラストシーンは試合終了間際に一発退場となり、ピッチを去るジダンの姿。企画した配給のシネカノンでは「あまりに映画と似ていて、本当にびっくり。社内は朝からその話題で持ちきり」と驚きを隠しきれない様子だった。