ネタは降る星の如く

とりとめもなく、2匹の愛猫(黒・勘九郎と黒白・七之助)やレシピなど日々の暮らしのあれこれを呟くブログ

「モラハラ離婚が急増中」「パワハラ上司」

2006-07-28 12:46:26 | 時事
 ゲンダイネットだが、たまにはいい記事もある。

モラハラ離婚が急増中
「モラハラはモラル・ハラスメントの略。言葉や態度で心を傷つける精神的暴力です。04年の家裁の統計では、離婚調停を申し立てた女性の4人に1人以上(25.7%)が『精神的に虐待された』モラハラを理由に挙げている。2年後の現在は3人に1人程度まで増えていると思う。夫や恋人との別れを考える女性の半数くらいがモラハラの被害を感じているのです」

 たとえば「誰のおかげで生活できるんだ!」と妻に言うのは、モラハラだ。今年4月に内閣府が公表した「男女間における暴力に関する調査」によると、20代女性の半数以上(51.9%)が、「誰のおかげ」発言を「(状況によらず)どんな場合でも暴力にあたる」と答えている。亭主関白ぶった発言はまだ分かりやすいが、「エッ、こんなことが?」というのもある。別表でチェックして、複数項目で思い当たる人は要注意だ。


「最大の特徴は加害男性の多くに自覚がないこと」……ここに注目。

 そして、チェックシート。

◆モラハラ度チェックシート◆

(1)「お前といると本当に疲れる」「こんなに簡単なことが分からないの?」などと口にする

(2)疲れていたり気分が悪いときは、無視することもある

(3)気に障るが、怒るのも面倒で、ため息や舌打ちをすることも

(4)子どもや友人の前で笑いものにしたりバカにしたことがある

(5)家では家長である自分が一番偉い。妻は尽くすのが当然

(6)一緒のとき妻がつらそうな顔をする。あまり笑わずしゃべらない

(7)「どうして?」「言っていることが分からない」と追及する

(8)妻や恋人は自分より低能だと思っている

(9)相手の趣味や特技が理解できない。正直くだらない

(10)自分以外の人間とは接触しないで欲しいのが本音


 実家にいる大正生まれの父の場合、ざっと半分はチェックがつく……(嘆息)。

☆★☆★

 そして、「パラハラ」の話題も。

パワハラ上司
東京都のまとめによると、労働相談の中身は依然として「解雇」「賃金不払い」「労働契約」が上位を占める。そんな中、昨年初めて「職場の嫌がらせ」が第5位に顔を出した。その数、4012件。対前年比40%増だというから驚く。

 大半は、かさにかかった態度で部下をイジメたり嫌がらせをするパワーハラスメントだ。部下を罵倒(ばとう)し、無理強いし、あるいは無視するトンデモ上司たちは依然、はびこっているのである。


 挙げられた相談の実例が、何とも寒々しい。

さらに話題

2006-07-28 07:47:37 | 時事
A級戦犯、広田元首相の遺族 「靖国合祀合意してない」
東京裁判でA級戦犯として起訴、処刑された広田弘毅元首相が靖国神社に合祀(ごうし)されていることについて、孫の元会社役員、弘太郎氏(67)が朝日新聞の取材に応じ、「広田家として合祀に合意した覚えはないと考えている」と、元首相の靖国合祀に反対の立場であることを明らかにした。靖国神社は、遺族の合意を得ずに合祀をしている。処刑された東条英機元首相らA級戦犯の遺族の中で、異議を唱えた遺族は極めて異例だ。


 記事にもある通り、靖国の言い分としては、合祀に家族の合意は必要ないという教義ですね。

靖国神社広報課は「広田弘毅命に限らず、当神社では御祭神合祀の際には、戦前戦後を通して、ご遺族に対して御連絡は致しますが、事前の合意はいただいておりません」としている。

(中略)

靖国神社の合祀の審査は戦前、神社を所管する陸海軍省が行ったが、戦後は宗教法人となった神社に決定権が移り、旧厚生省や各都道府県に照会した戦死者らの資料に基づき判断した。審査の過程で遺族の合意を得ることはなく、過去には太平洋戦争で戦死した台湾先住民の遺族らが「無断で祀るのは民族の意思に反する」として合祀取り下げを求めたが、神社側は「神として祀った霊を分けることはできない」と断っている。


 遺族が望んでいないのに祀るのって、どうなんでしょうね……された遺族や子孫の気持ちを考えて欲しいなぁと思うのですが。