ゲンダイネットだが、たまにはいい記事もある。
モラハラ離婚が急増中
「最大の特徴は加害男性の多くに自覚がないこと」……ここに注目。
そして、チェックシート。
実家にいる大正生まれの父の場合、ざっと半分はチェックがつく……(嘆息)。
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そして、「パラハラ」の話題も。
パワハラ上司
挙げられた相談の実例が、何とも寒々しい。
モラハラ離婚が急増中
「モラハラはモラル・ハラスメントの略。言葉や態度で心を傷つける精神的暴力です。04年の家裁の統計では、離婚調停を申し立てた女性の4人に1人以上(25.7%)が『精神的に虐待された』モラハラを理由に挙げている。2年後の現在は3人に1人程度まで増えていると思う。夫や恋人との別れを考える女性の半数くらいがモラハラの被害を感じているのです」
たとえば「誰のおかげで生活できるんだ!」と妻に言うのは、モラハラだ。今年4月に内閣府が公表した「男女間における暴力に関する調査」によると、20代女性の半数以上(51.9%)が、「誰のおかげ」発言を「(状況によらず)どんな場合でも暴力にあたる」と答えている。亭主関白ぶった発言はまだ分かりやすいが、「エッ、こんなことが?」というのもある。別表でチェックして、複数項目で思い当たる人は要注意だ。
「最大の特徴は加害男性の多くに自覚がないこと」……ここに注目。
そして、チェックシート。
◆モラハラ度チェックシート◆
(1)「お前といると本当に疲れる」「こんなに簡単なことが分からないの?」などと口にする
(2)疲れていたり気分が悪いときは、無視することもある
(3)気に障るが、怒るのも面倒で、ため息や舌打ちをすることも
(4)子どもや友人の前で笑いものにしたりバカにしたことがある
(5)家では家長である自分が一番偉い。妻は尽くすのが当然
(6)一緒のとき妻がつらそうな顔をする。あまり笑わずしゃべらない
(7)「どうして?」「言っていることが分からない」と追及する
(8)妻や恋人は自分より低能だと思っている
(9)相手の趣味や特技が理解できない。正直くだらない
(10)自分以外の人間とは接触しないで欲しいのが本音
実家にいる大正生まれの父の場合、ざっと半分はチェックがつく……(嘆息)。
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そして、「パラハラ」の話題も。
パワハラ上司
東京都のまとめによると、労働相談の中身は依然として「解雇」「賃金不払い」「労働契約」が上位を占める。そんな中、昨年初めて「職場の嫌がらせ」が第5位に顔を出した。その数、4012件。対前年比40%増だというから驚く。
大半は、かさにかかった態度で部下をイジメたり嫌がらせをするパワーハラスメントだ。部下を罵倒(ばとう)し、無理強いし、あるいは無視するトンデモ上司たちは依然、はびこっているのである。
挙げられた相談の実例が、何とも寒々しい。