ネタは降る星の如く

とりとめもなく、2匹の愛猫(黒・勘九郎と黒白・七之助)やレシピなど日々の暮らしのあれこれを呟くブログ

KY(空気読めない)タイミングの辞任表明?

2007-09-12 20:24:12 | 時事
 安倍首相、このタイミングで辞意表明ですか。数日前に「職を賭す」と言っていたのに、その舌の根も乾かない内に職を放り出すとは……(苦虫)。

 辞めるなら選挙で負けた時にすりゃよかったのに、内閣改造して、所信表明演説して、その上3日前にテロ対策特別措置法の継続に「職を賭す」とまで大見得切っておいて、今になって「辞める」とはねぇ……。

 外遊の後にいよいよ健康が不安になってきた説、今週後半発売の週刊誌に政治とカネにまつわるスキャンダルが暴露されているので一般の目に触れないうちに辞任する(しかも父晋太郎の遺産相続にまつわる脱税だとか、かねてより関係が噂されている新興宗教団体を利用した脱税だとか?)説、そういう噂もあるようですが。

週刊誌が「脱税疑惑」取材=安倍首相の辞任表明前に

週刊現代が「安倍首相の脱税」疑惑を取材中

 とりあえず、KY(空気読めない)タイミングで辞任表明した安倍僕ちゃん辞任の心境を忖度してみました。

 「だってぇ、アメリカさんを怒らせちゃったら僕ちゃんたち生きてけないんだもん。だから僕ちゃん、総理大臣の名にかけてアメリカさんとの約束を守るつもりだったんだけど、小沢君が僕ちゃんの話を聞いてくれないんだもんっ。このままだとアメリカさんのお遣いが果たせないから、責任取って辞めるしかないんだもんっ

 僕ちゃん一生懸命やったのに、誰も助けてくれないんだもんっ。くすん」

 ……「はじめてのおつかい」失敗の子供にたとえてみました(^^ゞ。

☆★☆★

追記。関連するニュース記事のリンクを追加しました。

☆★☆★

さらに追記。

 参院選大敗の後、まだ政権を維持するつもりで内閣を改造し、所信表明演説をしながら直後に辞任した安倍僕ちゃんの行動、誰かに似ていると思ったら……徳川幕府最後の将軍、徳川慶喜でした(爆)。

 鳥羽伏見の戦いで大敗した幕府軍を大坂城に置き去りにしたまま船で江戸に逃げ帰り、京都で成立した薩長政権を相手に和戦両様の構えをするも、間もなく降伏恭順。慶喜の行動については明治維新で流した血が少なくて済んだとする肯定的な見方もありますが、徳川の名の下に戦った末に敗戦、さらに置き去りにされた徳川方の侍たちにとっては、唖然とするしかないものだったでしょう。

 かつての長州、山口県出身の安倍晋三(選挙の時以外はほとんど帰らないそうですが)が辞任に際して示した行動が、徳川慶喜の行動に似ているというのは、歴史の皮肉……でしょうかね。