閉鎖するスクールの規模が記事によってバラつきがあるが、大規模なリストラになる可能性があるなぁ……仕事でも対応策が必要になりそうなので、ニュース記事を貼っておく。
NOVA経営合理化へ、9月末に約50教室閉鎖の計画 <読売>
<NOVA>大規模な教室閉鎖を検討 都心教室も対象に <毎日>
NOVA200校閉鎖へ 生徒離れ加速、経営深刻化 <産経>
200校閉鎖へ NOVA衝撃の朝 生徒「ポイント使い切る」 <産経>
NOVA、約200校の閉鎖検討 <スポーツ報知>
NOVA、大規模な教室閉鎖を検討 全国で200前後か <朝日>
NOVA 200校閉鎖検討 賃料滞納で立ち退きも 全体の2割超す <東京>
肝心のNOVAのサイト、トップページにはお知らせがないなぁ。報道に先を越されてしまっているということ自体、NOVAが今回も後手後手の対応に回っていることを示している。
英会話NOVA
NOVA経営合理化へ、9月末に約50教室閉鎖の計画 <読売>
英会話学校最大手のNOVAが、9月末に約50の教室を閉鎖する計画であることが20日、明らかになった。
首都圏や大阪、神戸など複数の教室が立地する地区を中心に、近接する教室を統廃合する予定で、閉鎖する教室の受講生に対し、教室の変更を通知し始めている。
元受講生による解約金返還訴訟や、経済産業省からの一部業務停止命令を受けた受講生の減少などで、NOVAの経営環境は厳しくなっている。教室の統廃合で家賃などのコストを削減し、経営合理化を進めるのが狙いだ。
NOVAは今年3月以降、12教室を閉鎖し、8月末の教室数は913。9月末に50教室を閉鎖した後も、テナント契約の更新時期を迎えた教室を中心に、さらに追加閉鎖を検討する方針という。
<NOVA>大規模な教室閉鎖を検討 都心教室も対象に <毎日>
英会話教室最大手のNOVA(本社・大阪市)が大規模な教室閉鎖を検討していることが20日分かった。経済産業省から一部業務停止命令を受けて生徒数が減り、受講料収入が落ち込んでいることから、不採算教室の整理・統合を進めてコスト削減を図り、経営再建を急ぐ考えだ。
現在、教室数は900を超えているが、同一地域で重複した教室があるなど効率の悪さが目立っていた。関係者によると、生徒数の少ない不採算教室を中心に既に順次整理・統合を進めているが、今後は賃貸料が高く、教室も重複している都心の大規模教室も対象とする。整理・統合の対象は100教室を超える可能性もある。通っている受講生は近隣の教室で授業が受けられるように配慮する。
NOVA200校閉鎖へ 生徒離れ加速、経営深刻化 <産経>
英会話学校最大手NOVA(大阪市)が10月末までに大阪府内のスクールを統合閉鎖するなど、大がかりな教室閉鎖を進めていることが20日、分かった。不採算校の閉鎖で家賃や人件費を圧縮するのがねらい。閉校は100校を上回るとみられ、最終的には200校前後にまでふくれあがる可能性もある。社員の給与遅配などで在校生の不信感が募るなか、さらに生徒離れが加速することが懸念される。
閉校するのは、東京都、大阪府、愛知、兵庫両県など、都市部が中心となる。近隣に複数校ある地域で教室の一つを閉め、他校に統合するケースが多い。テナント料の支払いが滞り、物件所有者からの立ち退きを求められた拠点もあるとみられる。閉校するスクールのなかには、子供向けの教室「NOVA KIDS」のスクールも約50校含まれるとみられる。
閉鎖が決定した「なかもず校」(大阪府堺市)は、19日に同社統括本部から「10月30日で営業を終了する」との連絡があったという。天王寺本校(大阪市阿倍野区)と“統合”するとの名目で、所属する約400人の生徒は天王寺本校に引き継がれる。同校スタッフが現在、はがきや電話で受講者への連絡をとっている。
NOVAの広報担当者は「現時点で機関決定した事実は一切ない。200校というような大規模な閉校は検討している事実もない。機関決定を経れば証券取引所を通じて速やかに開示する」と、大量閉校を否定。8、9月中の閉校も「あくまで不採算校を統合して経営効率を上げるための、通常のペースでのスクール統廃合に過ぎない」とした。
200校閉鎖へ NOVA衝撃の朝 生徒「ポイント使い切る」 <産経>
「何も聞いていない」-。英会話学校最大手のNOVAが、都市部を中心に200校前後の閉鎖を検討していることが明らかになった20日、同校の講師やスタッフらには驚きや動揺が広がった。生徒勧誘時の誇大表現などが特定商取引法違反にあたるとして、経済産業省から一部業務停止命令を受けてから約3カ月。大量閉鎖で今後、受講生の間にさらに不安が拡大しそうだ。
大阪市阿倍野区の天王寺本校に週3日通う貿易会社勤務の女性(31)によると、NOVAの社員から先月、「世間ではいろいろいわれているが、もっと良い会社にするので何も心配はいらない」と説明があったという。女性は「レッスンの残りポイントはあと20回分ぐらいだが、6年間通って英語も上達したし、この先NOVAがどうなるのか分からないので、新規購入はせず早めにポイントを使い切って辞めるつもり」と話した。
一方、なんば本校近くの同社統括本部(本社)では、推進2課(広報担当)の倉辺喜之次席が開口一番、「会見の予定は一切ありません」と話すなどピリピリムード。ピンクの「NOVAうさぎ」グッズが並ぶ大部屋では社員らが報道機関の電話対応などを行った。
NOVAが教室の一部閉鎖を検討せざるを得ないのは、テナント料の支払いが滞っている物件が多く、約900もの教室の膨大な家賃負担が事業継続の足かせとなるからだ。テナント料が高い都市中心部の駅前の教室を含む大規模リストラで運営コストを圧縮、業績の改善を狙うが、関係者によると、毎月27日前後となる給与支払いの一部が7月分は8月1日まで、8月分も9月にそれぞれずれ込んだ。今月14日に予定していた外国人講師への支払いも一部で遅れが出ているもようだ。
NOVA、約200校の閉鎖検討 <スポーツ報知>
英会話学校最大手NOVA(統括本部・大阪市)が9月末を中心に、全国で200校前後の閉鎖を検討していることが20日、分かった。NOVA関係者が明らかにした。不採算校の閉鎖を軸にした事業再編で経営を立て直したい考えだが、テナント料の支払いが滞って立ち退かざるを得なくなった拠点も多い。対象は約900校ある教室の2割を超えることになる。
NOVAは誇大広告などを理由に六月中旬、経済産業省から一部業務停止命令を受けた。企業イメージの悪化から、ピーク時には48万人といわれた受講生の減少が続いており、経営再建の行方は未知数だ。
NOVAは「現時点で(200校前後の教室閉鎖という)機関決定はない。開示すべき事実が出てくれば適時報告する」としている。
閉鎖対象は、東京都、大阪府、愛知、兵庫両県などの都市部が中心。互いに近接している複数の教室の一つを閉め、他校に統合するケースが目立つ。統合先の教室で受講するよう生徒に既に通知した教室も多数ある。
閉鎖が確定しているのは、子ども向けの英会話教室「NOVA KIDS」を専門に運営する拠点を中心に約50。このほか、賃料の滞納にしびれを切らした家主がNOVA側に強制退去も辞さないとする内容証明付きの書類を送り付けたり、NOVAが既に口頭で家主に退去を伝えたりするケースが続出しており、閉鎖は200校前後になるとみられる。200校を大きく超えるとみる関係者もいる。
8月末や9月上、中旬に既に閉鎖したり、10月末での閉鎖も一部含まれている。
NOVA、大規模な教室閉鎖を検討 全国で200前後か <朝日>
経済産業省から一部業務停止の行政処分を受けていた英会話学校大手のNOVA(大阪市)が、大規模な教室の閉鎖を検討していることが20日、わかった。閉鎖数は調整中だが、全国で200前後にのぼる可能性もある。行政処分のイメージダウンで新規の生徒数が大幅に減り、運営が難しくなったとみられる。
同社によると、07年3月末時点の教室数は925で、生徒数は約41万8千人。閉鎖教室数は、最大で全体の4分の1程度になる可能性がある。教室の家賃など運営費を圧縮し、資金繰りを改善する狙いとみられる。
NOVA 200校閉鎖検討 賃料滞納で立ち退きも 全体の2割超す <東京>
英会話学校最大手NOVA(統括本部・大阪市)が九月末を中心に、全国で二百校前後の閉鎖を検討していることが二十日、分かった。NOVA関係者が明らかにした。不採算校の閉鎖を軸にした事業再編で経営を立て直したい考えだが、テナント料の支払いが滞って立ち退かざるを得なくなった拠点も多い。対象は約九百校ある教室の二割を超えることになる。
NOVAは誇大広告などを理由に六月中旬、経済産業省から一部業務停止命令を受けた。企業イメージの悪化から、ピーク時には四十八万人といわれた受講生の減少が続いており、経営再建の行方は未知数だ。
NOVAは「現時点で(二百校前後の教室閉鎖という)機関決定はない。開示すべき事実が出てくれば適時報告する」としている。
閉鎖対象は、東京都、大阪府、愛知、兵庫両県などの都市部が中心。互いに近接している複数の教室の一つを閉め、他校に統合するケースが目立つ。統合先の教室で受講するよう生徒に既に通知した教室も多数ある。
閉鎖が確定しているのは、子ども向けの英会話教室「NOVA KIDS」を専門に運営する拠点を中心に約五十。このほか、賃料の滞納にしびれを切らした家主がNOVA側に強制退去も辞さないとする内容証明付きの書類を送り付けたり、NOVAが既に口頭で家主に退去を伝えたりするケースが続出しており、閉鎖は二百校前後になるとみられる。二百校を大きく超えるとみる関係者もいる。
八月末や九月上、中旬に既に閉鎖したり、十月末での閉鎖も一部含まれている。
肝心のNOVAのサイト、トップページにはお知らせがないなぁ。報道に先を越されてしまっているということ自体、NOVAが今回も後手後手の対応に回っていることを示している。
英会話NOVA