ネタは降る星の如く

とりとめもなく、2匹の愛猫(黒・勘九郎と黒白・七之助)やレシピなど日々の暮らしのあれこれを呟くブログ

「アジア7カ国世論調査」

2006-09-04 22:29:28 | 時事
 メモメモ。

「対日関係良好」、東南ア・印で9割超…7か国調査

 読売新聞社は、韓国日報社、ギャラップ・グループと共同で、「アジア7か国世論調査」を実施した。東南アジア諸国では、「日本との関係が良い」と見る人が9割以上に達した。

 「日本を信頼できる」人も7~9割を占め、対日感情の良さが裏付けられた。一方、急速な経済発展を背景に、東南アジアでの中国の好感度も増しており、関係強化の進展が示された。


 先日シンガポールに出張した折りには、日本政府の対アジア外交について詰め寄られることはなかったなぁ。もっとも、詰め寄られたとしても、日本政府を擁護する立場にはないのだけど(苦笑)。


久々の"キャリモテ"第3回……うーん(汗)

2006-09-04 13:11:26 | 時事
 しばらく続編が出ないと思ったら、久々の第3回は、いきなりサイトのランキングのトップになっていた……どちらかというと「炎上」気味の注目され振り(滝汗)。

白河桃子の「“キャリモテ”の時代」(第3回)
“モテ”と“キャリア”の歴史
“負け犬世代”は男に期待しすぎた


 今回は"負け犬世代"が高学歴・高収入・高印象など「オーバースペック」になってしまった結果、釣り合う男性がいなくなったという話なのだが、今ひとつ面白くなかった。何が面白くないかというと、単純化し過ぎる点だ。

 疑問点はふたつ。

1. その世代の未婚女性全般の話なのか、高額所得者の未婚女性の話なのか?
2. 未婚女性が結婚相手に求めるのは自分を上回る経済力だけなのか?

 それにしても、今回は凄いコメントの量だ(滝汗)……男性からのコメントが9割以上のようだ。

 第3回の内容に決して賛同はしないし、反発する男性側のコメントにも共感するところは少ないのだが……この辺りのコミュニケーション不全にこそ、未婚の男女が増えている原因が見える気がする。もっとも、より多く意見を交わしたとしても、価値観の違いが埋まるとは思えないのだが(苦笑)……男と女の間でもそうだし、世代間でもそうだ。

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 蛇足のようだが、上記の記事の中で年収600万円というひとつの基準がどうして出てきたのか気になった……孫引きになるが、「桐生タイムス」の新聞の論説に、国民の所得分布について、ざっくり説明が出ていた。

拡大する格差
全世帯のうち年収1千万円以上数億円までの世帯が5%、年収600万円以上1千万円未満が16%もある一方、300万円~600万円が37%、年収300万円以下の世帯は実に42%となっているからだ。


ロウアーミドルの衝撃』大前研一 (リンク先はamazon.co.jp)

格差を巡る議論が活発化している。本書も所得階層の2極化によって総中流社会が崩壊したと指摘。年収600万円以下のロウアーミドルクラスが8割を占めるという構造変化に企業、個人、政府がどう対応すべきかを示す。


年収600万円未満が世帯の79%、8割という構造を改めて強く意識した。

ダイエー樋口氏の談話

2006-09-04 13:01:41 | 時事
 先日「ダイエー社長退任劇に『やはり』感」で話題にした、ダイエー樋口氏の談話が出ていた。

船頭多くして再生成り難し
辞任するダイエー樋口社長が語る「小売りの壁」


 お国のためと引き受けたわけだから、再生機構が売却するまでは社長としての仕事がミッション。再生に貢献したいという気持ちはありました。一方で、矛盾した言い方になりますが、昨年春に引き受けた時から、うまくできるだろうか、どうだろうかと考え続けていました。1年半の間、いろいろな事が積み重なって、今回の判断に行き着いたとしか言えません。


 ダイエーには、「権限」を巡る複雑な問題が最初から内在していた。まず再生機構、丸紅、APという3つのスポンサーの存在。スポンサーによる脚本が用意され振り付けも決められていた。「現場の執行は樋口社長」との前提だったが、それは逆に財務や提携、人事など経営の根本に関わる分野には関与できないことを意味した。ファンド(再生機構、AP)とディーラー(仲介業、丸紅)だけでは企業再生はおぼつかない。


 小売業は、製造業のように1つのボタンをグッと押せばヒット商品が生まれて大成功するというものでなく、たくさんあるボタンをみんなが正しく押さなければ機能しないビジネスだと思います。

 これは、実際に小売業に従事した人でないと分からない。まして、経営コンサルタントやファンドマネジャー、弁護士、商社マンと多種多様な人たちが入ってくると、もう距離感みたいなものが全く違う。私も社長になるに当たり、あうんの呼吸でやれるブレーン的な人物を連れていったわけではないですし、実際にやってみないと理解しにくいですよ、これは、本当に。


 メーカーであるヒューレット・パッカードの社長から小売に転じた樋口氏の言葉だから、ここは実感がある。

 そして、ダイエーの再建が進まないのは、小売業の現場と接点のない関係者の多さのせいかと読み取れる気もする。

 ただ、ダイエーの一利用者としては、ことはそんなに単純じゃない。

 たとえば、鮮魚コーナーにパック入りの商品だけでなく鮮魚丸ごとや切り身を生で売る冷蔵ショーケースを導入したのはいいが、何ヶ月かたつと、そのショーケースには冷凍ものや干物が置かれている日が多くなる。たとえば、野菜のフレッシュさをアピールしていたのに、何ヶ月かたつと、地物の野菜はまだしも、全体にしなびた野菜が目につく日もある。たとえば、惣菜がおいしいスーパーを強調しているが、多いのはサラダのパックばかりで、火を通した煮物のバリエーションは少ない。

 日々のことなので、仕入れの関係でできない日もあるのだろうけど、一度ぶち上げたキャンペーン期間が過ぎると、段々低調になっていく。比較的に好調な店舗ですらこうなのだから、グループ全体の再建はさぞ難しいに違いない。




影響力のある女性番付にダイエーの林氏39位

2006-09-01 12:53:04 | 時事
トップはメルケル首相 らつ腕女性、39位に林氏
米経済誌フォーブスが31日発表した影響力のある女性の番付100人によると、国内での評価が高まっているドイツのメルケル首相がトップになった。日本からは経営再建中のダイエーを率いる林文子会長が39位に入った。


 うーん、政界の大臣級、企業のトップとなると、日本は女性の数がまだ少ないですからね。

宋さん、会長を辞められたのですね

2006-09-01 12:51:42 | 時事
 辞められる当日の8月31日の記事、ということは今日の段階では「辞められた」という過去形になりますか。

宋文洲の傍目八目
僕がソフトブレーンの会長を辞める理由
 今日、8月31日は僕にとって特別な日になります。明日の9月1日から、僕はソフトブレーンの取締役会長から、マネージメント・アドバイザーになるからです。取締役は退任し、今後経営には一切タッチしません。現在保有する株は持ち続ける方針なので、ソフトブレーンと全く縁がなくなるワケではなりませんが、かつてのような経営の最前線に立つことはありません。

(中略)

 しかし、ここ数年間の僕は、全く違いました。少しばかりの実績を出しただけですが、世間からある程度、ソフトブレーンという存在が認められるようになると、ほかの人の僕に対する態度が変わってきました。

 社内の誰もが僕のことを信頼の目で見るようになりました。そのことだけで見れば喜ばしい限りです。しかし、いつの間にか社内の様々な場で「宋さんが言った」「宋さんが賛成した」と等身大以上の僕の像が社員を思考停止させるようになってしまったのです。社外も同じです。出版した本が運良くベストセラーになったこともあってか、僕を過大評価し、カリスマ経営者と呼ぶ人さえ出てきました。


 洋の東西を問わず、リーダーの去り際というのは難しいものだと思います。オーナー創業者として去り際の悪い例も見聞きしている昨今、鮮やかだなぁと思いました。

「メールで解雇通告」は嫌だなぁ……

2006-09-01 12:49:13 | 時事
 今朝、目を引いたニュース。

「メールで解雇通告」米で批判
米企業、電子メールで400人に「クビ」通告
「あなたの仕事はなくなりました」――RadioShack、メールで解雇通知
米家電専門店大手、メールで解雇通知・産業界から批判

 アメリカの解雇プロセスはドライだと聞くが、いきなりメールで解雇を通告されたらさすがに腹も立つだろうなぁ。