朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

パリ地下鉄の切符

2009-09-22 | 外国の風物
自動販売機など、機械の操作も初めてだとドキドキします。特にお金が絡む機械は。

 これは地下鉄の切符販売機です。



なんせ、フランスはEU(欧州連合)統合の積極的な推進者ですから、機械に「言語」選択のボタンはあります。それで「英語」に。(日本語はなし)

 ですが、その後がむずかしい。

 パリの中心地域は、均一料金で、10回券の「カルネ」(回数券)を買いたいのです。機械に表示されている絵から、現金(もちろんユーロのみ)とカードが使えることは理解できました。
 左下の方に、小さなデスプレイがあります。ですが、この「メニュー」を選択するには、すっかり、タッチパネルの方法だと思い込んでいました。
 でも、いくら画面を触っても、下になぞっても変化なし。
 しょうがないので、諦めました。まだ現金は入れていませんから。

 それで、窓口に行って切符を買おうとしたら、女性係員は「マシーン~」と指差すのみ。(大きい駅では、有人の切符販売窓口はあります。この駅では、有人窓口には「インフォメーション」とのみ表示されていたので、職務は案内と苦情受付だけの案内係り。現金収受は許されていないのでしょう)

 偶然、隣の機械で切符を買っている人がいたので、しっかり観察しました。

 なんと、デスプレイの表示項目のスクロールは、画面下にある大きな「ロール」(銀色横長の鼓形)を手で回すと、上下に画面でカーソルがシフトするのでした。そして「決定」は、その右にある緑のボタンです。「否定」の場合は左の赤いボタン。

 いや~、まあ、分かればなんということないですが、この種の操作方法を「ヒューマン・マシン・インターフェース」と専門的には言うのですが。
 なかなか。

 その時はあせっていて、この機械めと蹴飛ばしましたが(していません)、写真でみるとなかなかオシャレなデザインです。


  
コメント (2)
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