朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

ムール貝

2009-09-26 | 食べること、レストランなど
秋から冬にかけて、貝類が美味しくなります。
 パリでも、ムール貝を出しているお店を見つけたので入ってみました。

 シャンゼリゼの広い歩道に堂々とテーブルを張り出していました。




 レオン・ド・ブラッセルという有名なベルギーのレストランです。
 ちなみにベルギーは、フランスの北東に接していて北海に面しているので魚介類が豊富。文化的には、ほぼフランスです。フランス、オランダ、ドイツに囲まれた小国ですが、首都のブラッセルを境にして、北側はフラミッシュ語(オランダ語に近い)を話す言語圏でかつては国内で政治的にしばしば対立していました。

 注文したのは、ムール貝のスープ蒸しと魚介類のフライ。そして、ベルギービール。



 ムール貝は、大きな鍋に入れてでてきました。直径30cm、深さ10cmの鍋です、半端な量ではありません。これで一人前。

 手で、貝殻を箸の代わりにして、身をつまみ出して食べます。
 ああ、おいしかった。
 貝のうまさが凝縮しています。
 あっさりしたスープで蒸しているので爽やかでした。



 10年以上前になりますが、少し住んでいたジュネーブでは、秋になると「ムール有ります」との張り紙がレストランの窓に張り出されて、「秋来たり」と感じたのです。
 11月中旬になると、同様に「ボジョレヌヴォー・エタリヴェ」と新酒ワインの到着も知らせていました。




 満腹になったのですが、またデセールのカルテが渡されて眺めていて、このワッフルが欲しくなりました。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする