昨日は、有機農業認証検査があった。検査員のかたには朝早くからどうもありがとうとうございました。
書類検査スタート。結果は合格。
続いて実地検査。合格。
最期に押印して終了した。
野帳から提出書類に整理するのはたいへんだ。本人も読めない字、何のことかわからない、時間がかかる。ためるとたいへんだ。
正式に認定証が発行されるのはもう少し先になる。
苗代に育っているこぼれ種から育った稲。
何もしないのに育った。ほったらかしで、雑草にかこまれて。地面はビッシリ草の根で硬い。田よりも一ヶ月早く水を止めている。それなのに大きな穂になった。
稲は水を止めた時から株はそのままになり成長しないと言われている。ところが穂も長く粒も大きくツヤがあって、田の稲より品質が良く見える。すごい。
こぼれ種なので地表に落ちただけ。たいがい、こういう稲は倒伏する。それが雑草と競争している。
アメリカでは種を空中散布し、農薬を空中散布して育てている。アメリカの種は小麦のように根が地中に食い込んで種も地中に入っていくようになっている。日本の種は食い込まないので地中に入れないため大きくなると倒伏する、と言われている。これを見ると食い込んで茎、葉、穂を支えている。
何十万粒の内の数粒の突然変異か。毎年、こういう稲は育っていたのだろうか。田植が終われば毎年トラクターで耕運したが、今年は残しておいた。草刈りをやるならトラクターで埋め込むほうがずいぶん楽だ。これから取れる種をどうしようか。
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