自分の国は自分で守れ

Mikuのブログ

国防こそ最重要課題

2011-04-13 21:06:26 | 中国・北朝鮮・共産党・尖閣国防問題

【金城タツロー氏寄稿】

昨日申し上げましたように、震災で自衛隊員の約半数が被災地に赴いて防衛が手薄になっている中、中国は海上自衛隊への挑発行為をわずか1ヶ月間で3回も繰り返しています。

しかし、沖縄の新聞は「東シナ海活動『適法』と中国」「中国機、尖閣最接近侵犯なし 空自F15緊急発進」などという見出しで、中国の動きを平和的に報じるのみです。

このような見出しでは、読者は「中国の行動に問題なし」と受け止めてしまいます。

国防が手薄になっている今ほど、沖縄の島嶼防衛が危機に面している時期はありません。

しかし、沖縄のメディアは、救援活動を続けている米軍に対して、批判キャンペーンを行っています。

私は沖縄のこうした状況が続けば、十年以内に米軍が沖縄から完全撤退する可能性も大いにあり得ると思っています。

米軍は他国の住民に毛嫌いされ続けているに関わらず、いつまでもその地に居続けることはできないものです。

かつてフィリピン国民は反対運動を起こして、米軍基地をフィリピンから撤退に追い込みました。

しかし、米軍撤退直後に中国はフィリピンと係争中の領土があった南シナ海に侵攻。実効支配して軍事基地を築いてしまいました。

「米軍がいなくなっても、まさか中国は侵攻して来ないだろう」というフィリピンの方々の甘い考えが災いを招きました。

日本も他人事ではありません。沖縄の反対運動を受けて、米政府内でも最近は沖縄撤退論が本気で議論されていると聞いています。

今、「日本再建」に向けて、多くの国民が共有している我が国の課題は3点に集中しているように思えます。

一つは被災地をどう復興するか、二つ目は原発をどう扱うか、三つ目は、電力の供給量不足にどう対処するか、ということです。

幸福実現党も、当然、この三つの課題に答え切っていますが、今の日本にとっての最大の問題は「国防問題」です。

「国防問題」こそが喫緊の最重要課題であり、私たちが一昨年から一貫して訴え続けていることでもあります。

中国や北朝鮮など、「平和を愛する」という言葉とは程遠い行動を取り続ける国家に対しては、憲法9条の適用を除外し、早急に我が国の自衛権を確立していこうではありませんか。

金城 タツロー
HP:
http://ishin0507.ti-da.net/

党首:ついき秀学

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火事場泥棒はどの国か?

2011-04-13 20:51:20 | 中国・北朝鮮・共産党・尖閣国防問題

 

 

【金城タツロー氏寄稿】

震災の救援にあたって、アメリカ軍は災害支援活動としては史上最大規模の活動を展開し、原子力空母をはじめ、およそ20隻の海軍艦艇を派遣。各国の中でも群を抜いた支援活動をしています。

しかし、沖縄では米軍の活動は詳細に報じられることがないばかりか、地元紙2紙の社説には驚いてしまいます。

3月22日の沖縄タイムスは「〔震災で普天間PR〕政治利用に見識を疑う」と題し、「普天間移設問題が日米間の重要な懸案であることを承知しながら、米軍当局が震災の政治利用を画策しているのなら、文民統制の観点から見逃せない。
それとこれとは別である。ごちゃ混ぜにすると、災害の一線で使命感を持って『トモダチ作戦』に従事する兵士らに失礼だ。火事場泥棒に似た行為に兵士を巻き込むことになるからだ」と社説で米軍を厳しく批判。

沖縄タイムス 3月22日

3月18日の琉球新報は「米軍の災害支援それでも普天間はいらない」と題し、「東日本大震災への米軍の災害支援に絡めて、在日米軍が普天間飛行場の『地理的優位性』や在沖海兵隊の存在意義などをアピールしている。強い違和感を覚える。……
はっきりさせよう。米軍がどのようなレトリックを使おうとも、県民を危険にさらす普天間飛行場やその代替施設は沖縄にいらない」と同じく社説で批判。

琉球新報 3月18日

このように両紙とも米軍の災害支援を「災害救援活動を基地問題と絡めている」と批判していますが、それは両紙が絡めたいだけなのではないでしょうか。

国民の多くは、ただただ、米軍の行為に感謝しています。

そのようなすり替えこそ、命懸けの覚悟で「トモダチ作戦」に従事している兵士らに失礼千万です。

自衛隊員の約半数が被災地に赴いて防衛が手薄になっている3月26日、東シナ海で中国国家海洋局所属のヘリが海自の護衛艦に異常接近、4月1日にも中国海監所属の双発プロペラ機が海自の護衛艦に近接飛行しました。同様の接近は3月7日以降3回目です。

沖縄紙は、全力で救援活動に従事している米軍を「火事場泥棒」呼ばわりしていますが、国防の隙をぬって東シナ海へ侵攻を続ける中国こそが「火事場泥棒」です。

沖縄の両紙はジャーナリズムの公正な精神に則り、米国に対して感謝を表明し、中国をこそ厳しく批判すべきです。

金城 タツロー
HP:
http://ishin0507.ti-da.net/

党首:ついき秀学

 

 

 

 

 

 

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