【早賢の多次元総研・第6回】
朴槿恵と安重根と関東大震災の因果な関係
2014.02.24
小林早賢
プロフィール
(こばやしそうけん)東京大学経済学部卒業後、旧通商産業省を経て、幸福の科学に入局。現在、広報及び幸福の科学大学担当。
宗教、政治経済、経営、歴史、神秘思想、未来科学、UFOなど幅広い分野に精通している。
現在、幸福の科学の支部・精舎では、「韓国の朴槿恵大統領守護霊の霊言」が公開されている。実はこの霊言、最初に収録したところ(質問者の一人が筆者)、一国のトップとしてはあまりに「見識が無く」、「品位に欠けていた」が故に、「本当に本人の守護霊だろうか」という疑問が起こり、「質問者を変えて再度収録された」という、いわく付きの霊言である。
(二度目の収録でも、本人の個性に全く変化は見られなかった)
ところで、この霊言の中で登場する重要なキーワードとして、冒頭のタイトルで挙げた「安重根」と「関東大震災」がある。
今回の「多次元総研」では、この霊言のいわば解説として、この二点に触れて、
(1)いわゆる「安重根による伊藤博文暗殺」は、グループによる組織犯行だった。
(2)「関東大震災における、いわゆる朝鮮人虐殺なるものは、当時の朝鮮共産党などによる謀略だった」
という有力説について、言及してみたい。
「霊言」の中では、「伊藤博文の暗殺は、グループによる組織犯行だった」ことが明言され、その実行部隊の長であった人物まで登場するが、実際、「安重根の撃った弾丸は伊藤博文に当たっておらず、別の人物の発射した弾丸(拳銃の種類が別だった)が伊藤博文を暗殺した」という重要証言が残っている。
それによると、伊藤を殺した弾道(体の右上方→左下方)は、安重根の立ち位置(伊藤の左後方)からは発射のしようがなく、「明らかに別人物によるもの」とある。
真相が容易に推定できるだろう。
そして、安重根を含むこの犯行グループは、彼のウラジオストック在住時以来、当時のロシアの諜報機関と接触があったことが、戦後の研究で明らかになってきている。
そもそも安重根は、「テロリスト」という意味で英雄ではないが、韓国の文脈においても、「作られた偶像」という意味で、実は英雄ではないのだ。
もう一つの「関東大震災」については、「震災直後に、流言飛語と誤解によって、多くの在日朝鮮人が殺された」という"まことしやかな説"が流布されているが、これの誤りについても、工藤美代子氏らの優れた研究が残されている。
それによると、「高麗(朝鮮)共産党ら国外上層部からの指令を受けて、震災に乗じて破壊活動を起こした朝鮮人テロリストらが多数確認」されており、「夜陰に乗じて爆弾をさく裂させて、不安におののく日本人を千人単位で殺傷し、現行犯逮捕された後に、犯行を自白した」ケースがあったほか、「警視庁の爆破を企画して桜田門に近づいたものの、直前に逮捕されて、所持していた爆弾を押収された犯人が多数存在した」ことなどが確認されている。
また震災の直前には、「都内に隠し置いた爆弾や拳銃が多数押収される」事件や、「資金集めのために銀行強盗に押し入った犯人が逮捕される」事件などが、新聞で多数報道されており、これらの事実は、今の日本のマスコミ状況の下では意図的に無視されている。
しかし、 「このような破壊活動によって、日本人をパニックに陥れようとした」謀略こそが、この不幸な事件の最大の原因であることは、忘れてはなるまい。
しかも、 この破壊活動の指令が、国外の高麗(朝鮮)共産党、ロシア共産党等から降りていたことを、当時の日本の警察はつかんでいた。
歴史は、決して偽ってはならないのだ。