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Mikuのブログ

フィリピン次期大統領は「反中派」? 有力候補が資格停止で波乱

2015-12-07 08:55:38 | 香港・台湾・フィリピン・アジア

http://the-liberty.com/article.php?item_id=10584

来年5月9日に投開票されるフィリピン大統領選挙の選挙戦が熱を帯びる中、フィリピン選挙管理委員会は、支持率トップの有力候補である上院議員のグレー ス・ポー氏(無所属)の出馬資格を取り消したと1日、発表した。フィリピンでの在住期間が足りないためだという。ポー氏側は再審査を求める姿勢をとっている。

民間調査会社パルス・アジアの世論調査によれば、ポー氏は、39%の支持を集めており、次点のジェジョマル・ビナイ副大統領(24%)を引き離していただけに、今後に影響を与えそうだ。

フィリピン映画スターの子

ポー氏は、1968年に生まれ、生後間もない時にキリスト教の大聖堂に捨てられていた孤児だ。その後、映画界で「キング」の異名をとったフェルナンド・ポー・ジュニアが、彼女を養子にした。

抜群の知名度がある家族の一員となったポー氏は、アメリカのボストン大学卒業などを経て、2013年の上院議員選挙に立候補。この選挙でトップ当選を果たし、政治家1期目にもかかわらず、今回の大統領選に出馬していた。

「反中」のアキノ大統領路線を踏襲するか?

ポー氏は、長年懸案となっている汚職撲滅と財政再建、そして安全保障の面では、中国の軍事的台頭を見据えた国防の強化を掲げていた。これらの政策は、アキノ現大統領と同じだ。

もう一人の有力候補で、アキノ大統領が後継指名したマヌエル・ロハス前内務・自治相もアキノ現大統領と同じ路線を維持すると見られている。日米両政府は、アキノ氏の外交方針を歓迎しており、次期大統領も反中派となれば、さらに連携が強化されていくだろう。

ただ、ビナイ氏は「中国寄り」との見方があり、今回のポー氏の出馬取り消しで、次期政権の方向性が不透明になった。

フィリピン以外では、台湾で反中派が来年の総統選をリードしている。中国の近隣諸国で反中政権が増えることは重要だ。

日本は、中国の傍若無人な振る舞いをとめるために、こうした国々と外交面での連携を強化する必要がある。(山本慧)

 

【関連記事】

2015年11月24日付本欄 ASEAN首脳が中国への懸念共有も水面下ではチャイナ・マネーに依存?http://the-liberty.com/article.php?item_id=10538

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Wi-Fiの100倍の速度を誇るLi-Fiが無線LANを変える?

2015-12-07 08:37:05 | 宇宙産業・宇宙・UFO・未来産業

http://the-liberty.com/article.php?item_id=10583

英オックスフォード大学が、無線LAN(Wi-Fi)技術に代わるLi-Fi(ライファイ)技術の開発で大きな進展があったことを去る2月に発表したが、 このほど、エストニアのタリン市の企業オフィスなどで、実用化に向けてLi-Fiが試験的に使用され始めた。オンライン科学誌 「ScienceAlert」が報じた。

ケーブルを使わないでパソコンやスマホをネットに繋げるWi-Fiは日本でも使われているが、Li-Fiはデータ通信の速度がさらに速い。オックスフォー ド大学の研究室では、毎秒224ギガビットのデータを通信することができ、エストニアのオフィス環境では、毎秒1ギガバイト(8ギガビット)という、 Wi-Fiの100倍の速度でデータ通信ができるという。

Wi-Fiが電波を使うのに対し、Li-FiはLED電球から出る可視光を高速点滅させてデータ通信を行う。

使いやすく、速く、不正接続の心配も少ないLi-Fi

もし実用化されれば、各家庭のLED電球を通して、誰もがネットに繋がることができる。英企業「PureLiFi」は、LED電球をLi-Fi発信機に変えるためのチップを開発中だ。

研究環境で実現した224ギガビットは、映画にすると約18本分のデータ量。それを1秒で通信できるということだ。

また、可視光を使えるということは、いままでできなかったことも可能になってくる。たとえば、電波は水に吸収されるため、海中でWi-Fiは使えない。しかし、可視光はより遠くまで届くため、ダイバー同士や、ダイバーと船の間でのネット通信が可能となる。

飛行機の中など、電波の使用が危険視される環境でも、電子機器に干渉しない可視光を使えば、ネット通信が可能になる。

さらに、可視光は壁を透過できないため、隣の部屋の人に勝手に接続される恐れもない。

情報の流通を速くする

国の経済規模は、人、モノ、お金、そして情報の流通速度によって決まる。

より速く、大量の情報を共有できるということは、それだけ仕事効率を上げたり、いままで不可能だったことを可能にすることができる。

米企業シスコシステムズによると、2019年までに、通信される情報の量はいまの約10倍になるという。その需要の一部を、Li-Fi技術が満たすことができるかもしれない。

しかし、情報の量が増えても、その質を担保しなければ、どんな技術躍進も発展をもたらさないだろう。情報に間違いがあれば、混乱を生む可能性すらある。

現代は高度な情報社会であり、どんなことでも指先一つで知ることができる。それだけに、情報の価値を見分ける目が、ますます重要になりそうだ。(中)

 

【関連記事】

2015年11月20日付本欄 「アノニマスがイスラム国に宣戦布告」から学ぶ マイナンバー制度の落とし穴http://the-liberty.com/article.php?item_id=10480

2015年9月11日付本欄 情報操作されたとき何を信じる? グーグルは選挙を左右できると研究発表http://the-liberty.com/article.php?item_id=10156

2015年5月号記事 10年先の自分を創る「情報選択」http://the-liberty.com/article.php?item_id=9380

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ほんとうに凄いひとは

2015-12-07 00:39:37 | 音楽

http://j-lyric.net/artist/a05866a/l030f27.html



ほんとうに凄い人は


難しいことを


難なくこなしてしまうんだ。


だから、


それが自然に見えてしまう。


当たり前にみえてしまう。


でも、


そこまでいくまでに



どれだけの時間を費やしてきただろう



人の見えないところで



紡ぎ続けてきたんだろう。


 

http://j-lyric.net/artist/a05866a/l037eef.html

 


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