爆弾処理班を通じて現場のリアリティを極限まで追求した映画。
約2時間を息つかせずに見せます。
ジェームズ・キャメロンの『アバター』とアカデミー賞の「元夫婦争い」でも話題になりましたが、こっちが3Dだったら映像のリアルさが前面に出すぎて観ているほうが持たなかったと思います。
一人だけ死亡フラグがあからさまだったことをのぞけばストーリーも緊迫感を維持しているし、主役の爆弾処理チームの3人を性格の色分けをせず、経験を積むにつれて、また状況に応じて考えや行動が揺れ動く様子を描いているのも秀逸。
爆弾処理班は、自分の命と他人の命、他人の中でも友軍と敵と一般市民(さらに知人・友人と知らない人、友好的な人と敵対的な人)の命の軽重の価値判断の交差点に自分の命を危険にさらしながら立っているわけで、その中での精神のバランスの保ちかた(バランスを保てなくなることも含めて)を究極的に問われていると言えます。
見方を変えると、普通の戦闘員は自分から「殺す」という選択肢があるために上の問題はより短絡的に解決しやすくなってしまうのかも知れません。
いい意味でカタルシスのない映画です。
(余談)
六本木ヒルズのTOHOシネマズのプレミアムシートをネット予約して行ったのですが、予約したチケットを受け取るのに、普通のカウンターと同じくらい列ができていたのと、プレミアムラウンジと言いながらポップコーンは普通のところまでわざわざ買いに行かなければならず、椅子がゆったりしている点以外はあまりプレミアム感を感じられませんでした(笑)
(おまけ)
LOSTのケイトがちょい役で出てました。
約2時間を息つかせずに見せます。
ジェームズ・キャメロンの『アバター』とアカデミー賞の「元夫婦争い」でも話題になりましたが、こっちが3Dだったら映像のリアルさが前面に出すぎて観ているほうが持たなかったと思います。
一人だけ死亡フラグがあからさまだったことをのぞけばストーリーも緊迫感を維持しているし、主役の爆弾処理チームの3人を性格の色分けをせず、経験を積むにつれて、また状況に応じて考えや行動が揺れ動く様子を描いているのも秀逸。
爆弾処理班は、自分の命と他人の命、他人の中でも友軍と敵と一般市民(さらに知人・友人と知らない人、友好的な人と敵対的な人)の命の軽重の価値判断の交差点に自分の命を危険にさらしながら立っているわけで、その中での精神のバランスの保ちかた(バランスを保てなくなることも含めて)を究極的に問われていると言えます。
見方を変えると、普通の戦闘員は自分から「殺す」という選択肢があるために上の問題はより短絡的に解決しやすくなってしまうのかも知れません。
いい意味でカタルシスのない映画です。
(余談)
六本木ヒルズのTOHOシネマズのプレミアムシートをネット予約して行ったのですが、予約したチケットを受け取るのに、普通のカウンターと同じくらい列ができていたのと、プレミアムラウンジと言いながらポップコーンは普通のところまでわざわざ買いに行かなければならず、椅子がゆったりしている点以外はあまりプレミアム感を感じられませんでした(笑)
(おまけ)
LOSTのケイトがちょい役で出てました。