株価の乱高下は飛行機の乱高下よりはまだましですが。
スカイマーク株、ストップ安 超大型旅客機導入など懸念
9日の東京株式市場で、スカイマーク(東証マザーズ上場)の株価がストップ安になり、前日比150円安の793円で取引を終えた。前日、国際線参入と超大型旅客機導入を発表したが、リスクが高いとの見方が広がった。
そもそも機体の購入資金のファイナンスができるのかという話もありますね。
IFRSでリースは全部オンバランスになった後も投資化側の税務上の取り扱いは維持されて、個人投資家を巻き込んで節税商品として持ちまわられたりするのかな。
ところで前日はこんな話が
スカイマーク(9204)は急反発 成田空港への国内線就航方針で収益拡大期待が再び高まる
5日の決算説明会において、成田空港に国内線を就航させる考えを明らかにしたことが手掛かり材料に。
A380の件は適時開示されていますが(こちら)成田の国内線の件はされていません。
決算説明会での情報開示がアナリストと一般株主の情報格差を生んでいるという批判がされそうです。
(もっとひどいと、あえて誤解を招くような発言をしたんじゃないかとか言われるかもしれません)
一連のトラブルといい、航空会社のイメージとして安心や安定性は大事だと思うのでイケイケの話だけすればいいってもんではないように思います。
ところで一時期運休の原因になったパイロット不足は、JALのリストラのおかげでJALのときの半分の給料で採用できているという話です。
ちなみにこんなレベルのようです(これがパイロットの国際的な給与水準として高いのか低いのかわかりませんが)ので興味のある方はご参考まで。
B737運航乗務員経験者(機長候補者)募集要項
スカイマーク募集要項補足資料(賃金))