1.きのこ
秋ということもあるのでしょうが、きのこの魅力について語る人が増えているように思います。
たとえば
真室川はキノコ王国であった! 真室川きのこ本舗にてぜーんぶ原木!絶品キノコ体験を味わい、最上まいたけ本社にてヤマブシタケの心地よい食感を楽しんだ!
(やまけんの出張食い倒れ日記)
みんなで行った阿寒きのこの森
(ほぼ日刊イトイ新聞)
山歩きをしていると、きのこはよく目につき、豊かな森の生命力を象徴する存在です。
また、地方ごとの料理の魅力を紹介するには欠かせない食材でもあります。
一方できのこは菌床で工場生産もできバイオテクノロジーの恩恵もうけていますし、希少種の原株(のDNA情報)などは知的財産としてもこれから脚光を浴びるかもしれません。
近い将来、日本の豊かな自然と食生活を代表する存在になりそうです。
レストランでトリュフを「もうひと削り!」なんて言ってる場合ではありません。
2.鶏肉
食品メーカーの人に聞いたのですが、鶏肉は豚肉や牛肉に比べて肥育の効率が非常にいいそうです。
1kgの肉を生産するのに必要なトウモロコシの量で比べると、鶏2kgに対して豚は3kg、牛は10kgも必要
しかも肥育に必要な期間は鶏2ヶ月に対して豚6ヶ月、牛24ヶ月。孵化・妊娠期間を入れると鶏3ヶ月、豚9ヶ月、牛35ヶ月もの違いがあるそうです。
投資効率だけでなく地球環境への負荷を考えても格段に地球に優しい動物タンパク源です。
さらに鶏肉のいいところは宗教上の禁忌が(ほとんど)ないこと。
特に発展途上国への事業展開には重要なポイントだそうです。
今後地球全体の人口問題、食糧問題の解決に当たっては脚光を浴びること間違いなしだと思います。