気にはしていたのですが、3か月も放置してしまいました。
中の人は生きてます。
本のレビューもたまっているのですが、まずは出張中の機内で見た映画など、と書いたところで、夏休みに『ジュラシックワールド』を4Dで観たので3か月も苗の話ですがそちらの話から。
せっかくなら4Dなるもので観ようと予約を試みたら、都内の主だったところは予約で瞬間蒸発してしまっていて(当時)、意地になって探したところがららぽーと富士見のTOHOシネマズ。
しかも日本語吹き替え版しかない、ということでしたが、恐竜の声はかわらないからいいや、と予約。
車で小一時間かけて出かけました。
タイトルのあと冒頭のシーンまでは動きなし、と思ったら、開始30秒ほどで画面が止まり、場内が明るくなりました。
そこで係りの人が出てきて、「設備の故障のため再起動をかけます。動作確認をするので席を立ってください」とのこと。
明るい中で改めて見ると、座席は4つが一塊になって動くようです。動力的にそれが限界なのでしょう。
「動作確認しますので荷物をもって離れてください」のアナウンスのあとに、椅子が動きます。
上には30cmくらいあがります。予想以上に上がる感じで、場内からも「オォーッ」という歓声。
次に前方に傾く。これもけっこう前のめりな感じになります。ここでも歓声。
ということで、事前説明を受けたので更に期待が盛り上がり、本編へ。
二回目はしっかり動きました。
椅子の動きはけっこう細かいところもカバーしていて芸が細かい。この技術はTDLなど他のテーマパークなどで以前から導入されていたので動作のタイムラグなどもうまく計算してプログラムされているのでしょう。
他の4Dの売りとしては水しぶき。ミストが噴射されるのですが、濡れ過ぎず、不足感もない、という適度な感じ。
一番感心したのが、椅子の下部に可動する凸型のワイヤーがあって、これがふくらはぎをサワッとすること。
草むらを走るとこや地面に倒されたところなどでどきっとします。
映画自体も、過去の作品のオマージュや、結局自然界だと身体(物理量)の大きい方が強い、という身もふたもないオチも含めて楽しめました。