くりまんじゅうの日記

世間より少し いやだいぶん遅れている
老シーラカンスです。

大心劇場。

2013-04-25 | 日記

                                       
 
はや 前の月からひと月たって シロアリ隊 の日が来ました。
   
この日のまりも邸には 東京のうまちゃん 室戸のまぜさん ともちゃん

ニースから今朝帰国したばかりのHさん シロアリ隊の3名 と7名が集合です。

まず本日の力作の数々をごちそうになり 話が弾みます。

ベルギー 英 仏 と3か国を 10日以上かけ旅したHさんの口からは
               
海外旅行の話ではなく 安芸郡安田町の映画館 大心劇場(だいしんげきじょう)

の話が熱く語られます。

以前は県内でも100館以上あった映画館が 現在ではわずか3館になり

高知市以外ではこの大心劇場のみとなって それが今でも月1作ペースで

上映されているとのこと。

客席100席の 古くて小さな映画館の灯を守るのは 館長の小松さん60歳で

父から譲り受けた劇場を守り 映写技師で 看板製作もこなします。

また シンガーソングライター 『 豆電球 』 の名前で県内外各所で

コンサート活動もする というご当地スターでもあるそうです。

上映作品は 古い邦画から 米アカデミー賞作品までと多彩で

各映画館がデジタル化が当たり前の現在でも 館長が1台の映写機で

フィルムをつなぐ という高度な技術を要するやり方を

かたくなに守っている といいます。

                            

高知市のシネコン と呼ばれる映画館は 空調機 空気清浄器等の

設置が当たり前の現在 当館は夏は扇風機 冬はストーブ設備とのことで

これも閉館した映画館のものをもらい受け活用している といいます。

「 シネコンはフル装備  うちは古装備 」

とは館長の弁です。

大心劇場に深い愛情を寄せる Hさんの熱い語りに酔いしれました。

彼女はこの劇場のことを投稿し  ご主人との2ショット写真と共に

掲載されている本を持っておりました。

また この大心劇場は JALの機内誌にも大きく紹介された

とのことです。                         

月1作 それも7~10日間営業の 大心劇場に行ってみよう

と思った1日になりました。

東京のうまちゃん 土佐女の 誰にもしゃべらせない独演会に

なんぼか驚いたことでありましょう。 
                           
                           

                  

コメント (4)
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