5月5日の今日 長嶋茂雄氏と松井秀喜氏の師弟コンビが
揃って国民栄誉賞を受けることになりました。
お2人とも 誰もが知る 元ジャイアンツのスーパースターであります。
アンチ巨人のわが家でも この2人は好きであり ミスターについては
現役時代のプレーを思い出すと サードで捕球 ファーストへ投げた後も
右手をひらひらさせ恰好をつける様は TV前でも笑ったものです。
何年も前 空港で王氏 長嶋氏に会ったというトンボの話では
ワンちゃんは紳士 ミスターはゴリラ との感想でありましたが
実物を見たことがない私には 当時サンヨーレインコートのCMで見る長嶋氏は
野球選手には珍しく シックなスーツがよく似合っておりました。
張本氏の派手派手下品(失礼)なスーツ 腕にはゴールドのアクセサリーが
ジャラジャラといういでたちとは対照的であり あ 張本氏はこの装いが
これはこれで似合っておりましたよ。
ミスター語録は 1冊の本になるほど多数あり その都度吹き出しましたが
中でも私の1番は 60歳になったミスターへのインタビューで
「 今日 初めての還暦を迎えまして‥‥ 」 これが一押しであります。
巨人の黄金時代を支えた 苦労人の王氏 天真爛漫なミスターの印象があります。
スーパースターの妻は苦労が多いものか 王氏 星野氏 長嶋氏と奥さまが
若くして他界されており この点ではとてもお気の毒なことです。
受賞者もう一方の松井秀喜氏は だれもが知る高校時代からの怪物で
甲子園で 高知明徳義塾ピッチャーの 全打席敬遠は当時社会問題にも発展し
監督は責任を取って辞任となりました。
当時 甲子園の経験がある同僚が言うには 監督の取った策は当然で
自分が監督でも勝つためにはああしていた との言葉が頭に残ります。
ゴジラはメジャー移籍後も活躍し ヤンキース時代 ワールドシリーズで
MVPに輝いたあと放出 という米野球の厳しさを私たちは知りました。
ケガや故障が多かったことが残念です。
アンチ巨人組でも 私たち同様にこの2人を嫌う人は珍しく だれもに愛される
これは2人の人柄であり また華のある選手でありました。
国民栄誉賞受賞 おめでとうございます
ミスターは病気後 口元が少しゆがみましたがまだまだ元気 お2人とも
これからは指導者として 球界の発展に貢献されますよう
ファンの1人として願ってやみません。