1昨日 髪がうっとうしいのでパーマをかけました。
その帰り スーパーで高校の同級生に会いました。
彼女が言うには 同級生のバスケ部で活躍していた
Mちゃんが亡くなった とのことで驚きました。
病名 すい臓がんとのことで 病院へ行ったときはすでに手遅れで
余命 長くて1年を宣告されたそうです。
高校当時 Mちゃんは郡部から通っている生徒で 朝1番でバス通学し
朝練してから授業に入っていたがんばり屋さんです。
命の残時間を告げられてからのMちゃんは 家の年中行事 預貯金
各種保険類 大事なものの置き場所等 をエンディングノートに記し
夫と4人の子供に それぞれ手紙を残した後 旅立ったといいます。
なんという冷静で見事な終り方でしょうか
自分にはできそうにもありません。
朝 上の教室から見ていると 校庭でくり返しシュートの練習を
重ねていたMちゃんの姿が思い出されます。
最近 米人気女優A・ジョリーが乳がんの予防切除を公開して
波紋を呼んでおり リスクを高める遺伝子変異が見つかった時点で
両乳房の切除をし その後再建手術を受けた とのことで
米メディアも大きく報道しております。
ただ 勇気ある決断と賞賛の一方で 検査 切除 再建手術には
数百万円の費用がかかり だれでも踏み切れるわけではない
と結んでおりました。
これから歳とともに病気のリスクが高まり やがていずれかの病気で
見送られることになるでしょうが Mちゃんのあっぱれな旅立ちは
しばらくの間 同級生の間で語られることになるでしょう。
どくだみがひっそりと咲いておりました。