くりまんじゅうの日記

世間より少し いやだいぶん遅れている
老シーラカンスです。

県民割りツアー室戸。

2022-06-27 | 旅行

5,000円の補助金が付き さらに2,000円のお土産金券がもらえる
県民割りツアーの 四万十川川下りへ 行くつもりでした。

ところがその日は皆の都合が合わず もう1本出ている 県民割り
ツアーの室戸へと 昨日4人でいってきました。

まず『モネの庭』到着です。今月上旬から青いスイレンが咲き始め
早寝の彼女たちは午後には眠りますので 朝9時すぎにいきました。

 
 
 
 

青いスイレンは首を持ち上げ ほかの花より高い位置で咲くことを知りました。
 
 

絶滅危惧種といわれる タキユリ
 

モネの庭を出てバスは一路室戸へと走ります。バス2台に70名参加で お昼が
いっぺんに取れないため 私たちのバスは 室戸岬の散策が先になりました。

まず御厨人窟(みくろど) へ行ってみました。弘法大師が修業を積んだ洞窟です。
2016年 2回目のお四国巡礼のときは 崩落の危険ありのため入洞禁止でした。

 

この洞窟で 若き日の弘法大師は毎日祈りつづけました。見えるは空と
目の前の海だけで ここから『空海』の名がついたと言われます。

お大師様が修業された 御厨人窟からの景色は 補強の金具がなければ
ピカチュウですね。

 
 

御厨人窟の入り口には 立派なリュウゼツランが咲いていました。
  

室戸は昔から遠洋漁業の基地です。勇敢な室戸の漁師は南氷洋まで
クジラを追いました。

海で命を落とした漁師は数知れずで そんな彼らの霊を慰めるため
漁業殉職者追慕之塔 が建っており 手を合わせました。

 

道端にもハイビスカスが咲く 暖かい室戸の気候です。
 

室戸は昔の 捕鯨船の基地から  遠洋マグロ漁へと移り 今は近海の
漁になって キンメダイなら室戸 と言われるようになりました。

ここ『料亭花月』は 大正14年創業の老舗料亭で 室戸のキンメ丼なら
ここ   と言われます。花月へは 10年ぶりに来ました。

クジラ漁が最盛期の時代は 船が港に着くと 腹巻にたっぷりお金を
入れた漁師が 花月通いをしたでしょうか 当時の面影を残す建物です。

 

お待ちかねの キンメ丼です。皆ものも言わず がぉがぉと食べました。
小鉢の 皮クジラの煮ものも美味しかった。

 

さあ あとは帰るだけです。バスの中でぐっすり眠り 帰ってきました。
1人2,000円分のお土産金券は 当日しか使えません。

夜12時を過ぎたら シンデレラの金券はただの紙クズになります。バスを
降りて スーパーへと直行しました。 県に感謝の一日でした。 
   

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20 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ようさんへ (くりまんじゅう)
2022-06-28 01:33:28
室戸をすぎて徳島との県境の 東洋町甲浦に白浜海水浴場があります。
ここはいい波が来るので 大阪方面からもサーファーが集まります。
そこへようさんたちは行かれたのかな?高知方面からだと 右手に海
左手に黒耳びわの木がたくさん植わり GW頃から道端でも売っています。

宿泊施設のあるキャンプ場なら 行ってみようかと思っても テントを張り
ご飯を炊くキャンプは 若いからこそできますね。
そんなキャンプが 子どもの心には思い出になりますが大人はしんどい。

バスツアーは 以前はおしゃべりしつつ持ち寄ったお菓子など食べながら
でしたが 今は社内で食べてはいけませんし おしゃべりも控えねば
なりません。水分補給だけOKです。
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ぐりさんへ (くりまんじゅう)
2022-06-28 01:13:02
お土産金券は朝バスの中で配られ 行きの産直で野菜や干物を買って
半分使いました。帰りは人気のある産直へ寄りましたが帰りの時間には
売れて品が少なくなっており 後の残りはバスを降りてからスーパーで
使いました。今回の県民割りツアーには県西部の人達も参加しており
昨日中に全部の金券を使えたかな とこれは私のよけいなおせっかいです。

そうなんです スイレンは品行方正というか 早寝早起きの優等生で
夜更かしなど決してしません。
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モバさまへ (くりまんじゅう)
2022-06-28 01:02:12
モバさまのお大師さま記事を拝見し 私などとは比べられない深い知識を
お持ちで感心しました。モバさまが書いておられるように私たちも
お四国巡礼中は先達さんから お大師様が下で休んでおられるから
橋の上で杖をついてはならん と教えられました。

お大師様は日照りに苦しむ農民のために 錫杖でとんと地を叩くと
その場に こんこんと真水が湧き出たという井戸もお四国の札所にありました。

その一方で モバさまが書いておられるように
>空海というヒト 悟りを開いた僧とは見えず 極めて人間的なのである
のくわず芋の話も聞きました。

御厨人窟の上にある24番最御崎寺の境内には くわず芋がたくさん植わっています。
先達さんの話では 里芋を焼いているところを通りかかったお大師様が
その芋をひとつくれんかね と頼んだところ みすぼらしいなりの
お大師様を見て強欲ばばが これは食べれる芋ではない と言い分けなかった。
すると焼けた芋も畑に植わる芋も 石のように固くなり くわず芋となった。

これも悟りを開いた僧とはとても思えぬ 人間的な一面のお大師様です。
聖人君子だけでない ちゃんとリベンジもするこんなお大師様が私は好きだな。
ソラで言えていた般若心経を 怠けているうちにすっかり忘れました。
意味は全部は分からずとも お唱えしているうちに心が落ち着きます。

そうか空海の名は 空と海しか見えなかったからではなく『空しい海』
だったのですね。モバさまの御厨人窟から外を見た写真が とてもきれいです。
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和尚さまへ (くりまんじゅう)
2022-06-28 00:01:27
お四国巡礼は月一でバスで行き 1年で結願するというバスツアーです。
2016年に結願し 高野山へも行きました。続いて第2回目へ入っていましたが
31番竹林寺を打ち終えたところでひざ痛になり 以来行けてないです。
2冊目の納経帳が 途中から白紙になっています。

ツアーはムリでも何とか車で回れないかと思いますが45番岩屋寺
60番横峰寺は山道をしばらく歩かねばならず 今のひざでは行けません。

お孫さん最御崎寺までお参りされましたか。将来お寺を継ぐという
将来の決まったお孫さんですもの 学生時代からしっかりしておられます。
最御崎寺は 本堂の彫り物が見事ですね。
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kogetagakuさまへ (くりまんじゅう)
2022-06-27 23:35:26
キンメダイの水揚げが日本一は静岡の下田港と言われており 旬は12月~2月
と言われていますが 高知のキンメは7月~9月が旬らしくて こちらでは産卵期の
キンメが脂がのり 美味しいとされています。お刺身・アラ炊き・焼いて良し
開いて干物にもなるそうですが キンメの干物は食べたことがないです。
鯛より安くてこちらスーパーの鮮魚にもあり 頼んだら3枚に下ろしてくれます。
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Dr.Kさまへ (くりまんじゅう)
2022-06-27 21:01:28
この前の 1泊2日の美術館めぐり旅は 県からの援助のない普通の旅
でしたのでバスに乗り込むとき 額に体温計を当てられるだけでしたが
今回の旅は県からの補助がありますので 参加するにあたり必須条件として
3回目のワクチン接種が終わっている者 と言われており バスに乗り込む時
添乗員さんがきっちりと 3回目済みの証明書チェックをしました。

これからも 行政の補助がある企画にはワクチン接種済みが義務づけられる
と思います。次は4回目接種が義務づけられる?かもしれません。
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kebanecoさんへ (くりまんじゅう)
2022-06-27 20:52:38
kebaさんのように自分で計画を立て 乗り物の手配をし それぞれの時間に
遅れないよう行動ができる人には バス旅はもったいないです。

バスで巡るとそんなことは一切考えずに済みますので楽ですが
旅の印象は薄くなります。私ね今考えたら この歳になるまで新幹線に
乗ったことが数えるほどしかなく 列車を乗り継ぐ旅をしたかったです。
鈍行の各駅停車で 名物の駅弁食べながら行く旅に憧れますが
もうその体力は残っておらず そんなことしていたら途中で倒れると思います。

ツアーのバス旅を一度経験されるのもいいですね
物は試しです ぜひ一度経験してください 一緒に行く人たちは
年齢がぐっと上がると思います。
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室戸 (よう)
2022-06-27 20:16:09
昔 子供たちがまだ小学生のころは 毎年夏休みには車にテントを積んで
あちこちいきましたが 高知ではテントでなくて 公共の宿泊施設(?)へ 宿泊しました。
そのとき 室戸岬まで車を走らせましたが 右に太平洋を見ながら 遠くに見える岬を目指すも
いくら走っても 到達できなかった~~!
左側に延々 枇杷の実が鈴なりになっていた光景を 思い出します。
御厨人窟にも入れましたが 若かったので それほどの感動も薄く(空海の名の由来も・・・)
とにかく やっと着いた!そして またその道を戻らなければ!と 思っただけでした(笑)
ツアーで 説明を聞いて おなか一杯食べ 帰路は眠りながらバスに揺られる
という旅も いいですね。
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あら~ (ぐり)
2022-06-27 19:39:42
2000円はお土産ではなくて
スーパーで夕食のおかずになりましたか
しっかりして見えますね
スーパーでも使えるんですか
それはいいですね
足の長いスイレン珍しいですね
此方にはモネの池があります
やはり睡蓮がありコイが泳いでいて
水が透明できれいなのです
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中山ミシンさんへ (くりまんじゅう)
2022-06-27 19:04:49
そうなんですよね スイレン様はめっちゃ規則正しい生活をなさっており
早寝早起きです。午後になるとそろそろお眠むの時間になるようで
早々と花を閉じます。これからしばらくの間は青いスイレンが
楽しめますので 東へ行かれた折にはぜひ寄ってみてください。

室戸のキンメ丼はとても美味しいです。キンメが揚がる港が近くなので
安く提供できると思います。ぜひこれも食べてください。
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Unknown (mobilis-in-mobili)
2022-06-27 19:01:27
御厨人窟とはよい場所に行かれましたね。
ここから見える景色といえば空と海だけ、まさに空海です。
ただし実際は『空しい海』という名前であったろうと思われます。
私も四国出身ですから『南無大師遍昭金剛』と唱えるクチです。
お大師さまについては拙ブログで過去に記事をモノしましたのでご一覧くだされば幸いです。
https://blog.goo.ne.jp/mobilis-in-mobili/e/58d1b9dcee21c2f3d2ce54f159266691
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くりまんじゅう様 (なまくら和尚とばぁば)
2022-06-27 18:55:34
お晩です(*^^*)

2回お遍路さんでしたか
良いですネ(´∀`*)
ばぁば👵が(^_^)羨ましい~(´∀`*)ウフフ
今回もばぁば👵が強く望みましたので行きましたのですが.....拙僧の身体が持ちません

孫も室戸山最御崎寺まではお参りいたしました(春休み本山光明寺を入れまして10日くらい3年間でした)
   何より何より ナムナム🙏🙇
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Unknown (kogetagaku)
2022-06-27 18:32:57
くりまんじゅうさんこんばんは( ´ ▽ ` )

よっ...ヨダレが(*´﹃`*)
金目鯛...
食べたことがないので、ずっと食べてみたいと思っている爺です。

爺の行くような安いお店にはいない魚なんですよねwww

食べるのは簡単と言われそうですが...
金目鯛の煮付け
肝醤油で食べるカワハギの刺身
に憧れている爺です。
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くりまんじゅうさんへ (Dr.K)
2022-06-27 16:35:00
モネの庭を見たり、キンメ丼をがぉがぉと食べたりと、久しぶりでの、目福、口福の一日でしたね(^-^*)
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Unknown (keba)
2022-06-27 11:49:45
モネの庭、朝行くからこその清々しい景色なんですね。
そして美味しい料理に舌鼓(あ、無言で食べたのか、笑)。
コロナ禍が徐々に落ち着いて正常化している様子、嬉しいです。
我が町の町会も2年ほどキャンセルしてきた親睦バス旅行を再開するようです。
初めて行こうと思ってたやさきのコロナ禍だったのです。
復活したら予定が合えばぜひ行きたいと思ってます。
くりまんじゅうさまのバス旅行に影響されました〜
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Unknown (nakayamamisin)
2022-06-27 11:23:47
良いですね〜。
去年行ったモネの庭は着いた時間が遅くて睡蓮達は眠りについた後でした。室戸は仕事で行ったついでにちょっと寄り道した事ばかりです。
花月のキンメ丼、一度食べてみたいと思っています。
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くちかずこさんへ (くりまんじゅう)
2022-06-27 11:13:01
サメ氏が歩き遍路で行かれた ここ室戸の御厨人窟のある場所は
24番札所 最御崎寺がある山の下の洞窟です。そして料亭花月の
すぐ近くには25番札所 津照寺(通称 津寺)の 天まで続くかと思う
長い長い急こう配の 石段修業があります。

キンメ丼はキンメが揚がる港の近くなら どこでも食べられると思いますよ。
お刺身で良し煮ても良しで キンメは色がきれいですから 料理が引き立ちます。
くちさん次の旅ですか。感染は怖いけれどワクチン打ってマスク・手洗いで
私も行こうと思います。ただし母のことがあり せいぜいが1泊2日ですけれど。

モネの青いスイレンは 青というより 紫ですね。
この花の周りは カメラやスマホ片手に順番待ちでしたアハハ。
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こちウワさまへ (くりまんじゅう)
2022-06-27 10:53:55
今回もだめだろう と思いつつ行った御厨人窟に入れて感激しました。
地図で見る とんがった室戸岬の最先端にある中岡慎太郎像は
はい確かに 桂浜の龍馬さまと向き合っています。

昭和10年に建立された慎太郎像が なぜかスタイルがとても悪く なんで?
でしたが慎太郎の身長が153㎝と聞くと そうだったのかと 5尺8寸(176㎝)の
龍馬さまとの違いが納得できます。

今でも語り草の昭和9年の室戸台風では 3,000人もの死者・行方不明者が出ました。
今の家は見られませんが 古い室戸の家は平屋で その屋根が隠れるほど
高い石塀が築かれています。風が通らず暑いでしょうが 台風で飛ばされぬ
家をと 代々この地に住んだ人たちの知恵が詰まっています。

室戸のキンメ丼はものすごく美味しいです。次回土佐に来られたら
ぜひ室戸のキンメ丼を味わってください いけます。
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Unknown ( kazukomtng)
2022-06-27 10:32:07
サメ氏は、歩き遍路で歩いていると思いますが、くちこは、室戸は知らないです。
足摺岬は行きましたけど。
金目鯛、そうなのですか?
熱海の方かと思っていました。
くちこも、先日、二泊三日のツアーを申し込みました。
睡蓮、良い感じ。
青いのは知らなかったなあ。
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Unknown (こちウワ男)
2022-06-27 09:46:41
くりまんじゅう様、素晴らしきツアーでしたね。御厨人窟からの景色、ほんにピカチュウ(笑)名物なんでしょうかね、それとも、名所にもなりそうだ。室戸といえば、中岡慎太郎像。探偵ナイトスクープだったか?桂浜の龍馬像と向き合ってるか、検証したことがありましたね。十代の頃、旅して以来、室戸には行けてませんね。台風と言えば、室戸岬の名が出ていたのも懐かしい。
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