二者択一。

　

朝から　じとじとした天気です。

昨夜は　　というか　午前３時半より　　ユーロ２０１２の準々決勝　　スペイン対フランスが

ＴＶで放送されており　　サッカー好きの老夫婦は　　手に汗を握っての観戦です。

さすがに　全部は無理で　　前半が済んだところで　　眠ってしまいました。

勝敗の結果ではなく　　スペインの　　華麗なパス回しが見たかったのに　　残念です。


午後　　雨の中　スーパーへ行きました。

おいしそうな　おせんべいが並んでおり　　それが　お徳用な　割れせんべいとあれば

その前を　素通りできません。

ザラメをまぶしたものは　絶対外せず　　いろいろ種類の入ったものも食べてみたく

両方買えば　また太ることになり　　　“　　二者択一　”　　　　を迫られた時　

歳とともに　すぐ決められなくなり　しばらく　じいっと見つめた後　結局　両方かごへ入れました。

若い時は　　何事も　右か左か決断が必要な時は　　ぱぱっと決めて　　男らしい　　と言われたのに

ダメになりましたねえ。　

決して　　女らしく　　なったわけではありませんが。





これは　なんという花でしょう。　

大原三千院の　坂道に　咲いていました。
　　　
　

アンチャン ファッション。

今日は　なかよし１２名の　会合です。

このグループの　Ｍさんが　５月末で退職し　その　　　“　お疲れ様会　”　　　をメンバーの皆が好きな

と○ふ屋　　でやることになりました。

この店は　以前は　市内の繁華街にありましたが　中心地から　少し離れた地に　すてきなお店を構えて

屋号の通り　豆腐をメインにしたメニューで　女性に　とても人気があります。

一番の高齢者は　７２歳になり　ほとんどの者が　　　サンデー毎日　　　となりました。

３０年からの　　付き合いがある　　このメンバーは　　若い頃の話がはずみ　

７２歳の　彼が　　その昔とても　　　“　だてこき　”　　で都会から帰って来たばかりの

２７歳の　　アンチャン　　は当時　本人が都会風と信じていた　　ファッションが

アロハシャツに　　　白い　マンボズボン（当時はそう呼ばれていた）　　それと　べっ甲の

メガネフレームで　ギターを弾いていた　　というくだりは　皆を涙が出るほど　　笑わしてくれます。

あっという間に　３時間は過ぎ　お開きです。　　　次の会合は　泊まり込みの　忘年会です。

別れる時の　あいさつは　いつからか　　　「　こんど会うまで　死なんようにしよう。　」

になりました。





歳を重ねても　みずみずしくありたい　と願っていても　だんだん　干物になっていき‥‥‥。
　　　
　　　

思い当たる節。

昨日とは　うってかわった　良い天気です。

終日雨だった昨日は　　雨にしっとり濡れた　　大原三千院と　　平安神宮は　それはそれで

風情があり　良かったものの　　やっぱり　今日の天気に　行きたかったなあ。　　

ひごろの行いが　悪かったかなあ。　　　いろいろと　この歳になると　思い当たる節がありますので‥‥。　　

今日も　同じコースが　出発しているはず。　　　　　良かったね　　今日は日差しが強いよ。




　

ポン菓子を　いただきました。

小学校低学年の頃　　米だけで作った　このお菓子を　　“　パットライス　”　　と我々は呼んでいて　

村の空き地に　パットライスのおじさんが来ると　各家庭の母親は　いそいそと　お米と砂糖を持って行き　

順番に　パットライスが　できていきました。

機械へ火を入れ　おじさんは　ぐるぐると回しており　突然　　ポーン　　と大きな音がして　出来立ての

パットライスが　出てきます。

この時　　一帯は　甘く　かぐわしい匂いに包まれ　　幸せな気分に　なったものです。

田舎なもので　　お菓子屋さんも　近くになく　　甘さに飢えていた　我々世代は　　次　おじさんは

いつ来るのかと　　待ったものです。

今から思えば　　昔の人は　　結婚が早かったので　　この時の母は　　まだ２０代でした。

京都 大原三千院。

朝から　雨です。

この雨の中を　　　京都　大原三千院　　　へ行きました。

毎月ある　安い　　日帰りバスツアー　　へ申し込んであり　　友達と二人で　 参加していましたが

このツアーは　　土日祝日は　組まれてないため　　現役の彼女は　仕事の都合で　だんだん

行けなくなったのです。

お金も払ってあり　　キャンセルするのも　もったいないので　　一人で参加しました。

京都も　　終日雨でした。


　

中国や　韓国からの　　観光客が増え　どこも看板は　英語を含め　４か国語で　書いてあります。






この　アイスきゅうり　　は昆布の出汁　が効いて　　とても　おいしかったです。

多分　バスの中では　　いびき　　をかいて　寝ていたと思います。

一人旅も　　悪くないな　と思いつつ　　帰ってきました。

一年ぶりです。

　　　　　
昨年５月に　退職してから　　はや　１年が過ぎました。

あれから　　会社のメンバーに　街で会った時など　　「　一度　寄ってね。　」　　と声をかけられ

うん　うん　　と返事はするものの　　近くへ行く用があっても　　なんか　　敷居が高く　

皆が　忙しく仕事をしているのに　　ぶらぶらと　遊びに来たとも　言いにくく　　　結局　退職後

一度も行かずに　今日までになりました。

でも　　今日は　どうしても　　古巣の　会社へ行かなくては　なりません。

明日　　株主総会があって　現役時代に　お世話になった社長が　　引退することになったからです。

プールから　帰ってきて　　手土産を持って　でかけました。

カウンターで　　「　こんにちわー　　ごぶさたしております。　」　　と言うと　　懐かしい顔　　また

懐かしい　会社のにおいが　迎えてくれ　　涙が出そうになりました。

皆　元気で　　社長とも世間話ができ　 　「　週１回の　監査役の仕事の他　何を　なさいますか？。　」

と聞くと　働き者の社長は　 　「　何も　することが　なくなったら　ノイローゼに　なりやせんか。　」　

と心配しています。　　 「　社長　心配するによびません　ノイローゼになる前に　プールへいらっしゃい。　」
　
と勧めてきました。


　　　　　　　　　　　　　

２０数年　　はり○○橋近くの　会社へ　通いましたが　　　洗練さは　身につきませんでした。