くりまんじゅうの日記

世間より少し いやだいぶん遅れている
老シーラカンスです。

お四国巡礼1。

2015-04-20 | お四国巡礼

お四国巡礼へ デビューの日がきました。

徳島県の札所 8番熊谷寺 9番法輪寺 10番切幡寺 11番藤井寺を回ります。

朝の出発が早かったため 阿波市にある熊谷寺へは 午前9時半に着きました。



この地は 第66代内閣総理大臣 三木武夫氏のふるさとで 車窓から
三木氏の銅像が見えました。   青空に熊谷寺の多宝塔が映えます。





巡礼の旅は 先達(せんだつ)さん という引率者が付きますが だれもが
やれる仕事ではなく 何度もお四国を回り修業を積み 寺が承認した人が
なれると聞きました。

先達さんは70歳ほどの女性(紺の衣装)で 間もなく300回! に達するとか。



本堂の前で 先達さんに合わせて読経をしますが 今回もらった経文には
ふりがながあるものの途中で見失い ページをめくっていたら となりの人が
ここよと指差してくれました。  ほとんどの人が暗記しています。

経文は以前 若貴兄弟が横綱になったとき 使者に伝えた言葉に似ています。



バスに乗り 同じく阿波市にある 法輪寺へ着きました。
どのお寺にもお大師様が立たれ 本堂と大師堂の前で 1回ずつ読経です。







2つお寺を回ったところで 早めの昼食となりました。  待ってましたぁ~
お腹ペコペコ  すぐ食べようとしたらまだだめでして 食事(じきじ)前の
おつとめがあり ↓をお唱えしてから いただくことになります。





お腹も張ったところで 次が切幡寺となりますが 狭い山道のため
タクシーに分乗で行きます。  階段で登ったら 333段あるそうです。

今回の 同行二十八人が揃ったところで 読経となります。
本堂の天井には たくさんのお札が貼ってありました。





切幡寺の庭には牡丹が満開で 爽やかな香りが漂います。



次は 今回の最後 藤井寺となります。  お四国のお寺 87寺までは
〇〇じ  と読みますが  唯一ここだけが  藤井でらと読むそうです。
かつて 近鉄バファローズが活躍した 藤井寺球場と同じですね。



立派な藤棚がありましたが 残念ながら 少し早かったです。
藤手寺の 本堂の天井には みごとな龍がおりました。





今回 お四国ツアーに初参加で なにも持ってない私に 友はご主人の
ものを身に付け 自分のもの一式を 白装束から線香ろうそく 長い数珠
小袋入りのおさい銭まで 全部を白いカバンに詰めて 貸してくれました。

来月までに揃えなさいよ とのことですが 来月は6ヵ寺回るとなっており
果たして体力が持つのかと。。 今回89歳のマダムが 毎年お四国を回る
と聞いて がんばろうかな  と思っております  今はです。



最初の熊谷寺で 納経帳を買いました。
↑は8番熊谷寺 9番法輪寺のスタンプ  ではなくて ご朱印です。

平成26年が ご開創1200年記念 ということで 5月まで特別なご朱印を
押してくれるそうです。

  
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亀さん逝く。

2015-04-18 | 日記

俳優 愛川欣也さんが亡くなりました。
現代では決して 天寿全うとはいえない歳の 享年80歳です。

特に愛川さんのファンではなかったものの 西村京太郎氏原作の
2時間ドラマ トラベルミステリーで 高橋英樹さん演じる十津川
警部の相棒 亀井警部補役が好きで つい最近もありました。



大阪 → 札幌間に トワイライトエクスプレスが走っていたころの
車内で 殺人事件が発生という西村氏の一番多い展開で 苫小牧出身
の犯人を 人情家の亀さんが諭すという 毎度の展開です。

亀さん役の愛川さんは 高橋十津川より前の 三橋達也氏が十津川
警部をやっていたときも 同じく 亀さん役で出ていました。

三橋氏が亡くなり 高橋十津川になってからも続いての役で 観る側
からすれば 愛川欣也 = 亀さんでした。

うつみ宮土理さんとは おしどり夫婦として知られ あのケロンパも
もう70歳を超えたのですね。

体調 体力に自信がなくなったからでしょうか 亀さん役は高田純次
さんに バトンタッチとなったようです。
 
高田亀さんがどんな風だったか 残念ながら一度も観てないですが
愛川亀さんの印象が定着していたため さぞや 演じにくかったろう
と思います。

局は違いますが 渡瀬恒彦十津川警部の 伊東四朗亀さんも これも
私は好きでして 芸達者伊東さんのこちらも はまり役と思います。



「どんどん いなくなる‥‥」
菅原文太さんが逝ったとき 愛川さんがつぶやいたと聞きましたが
今度は私たちが この言葉を言うことになりました。

ご冥福をお祈りします。

 

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黄子(きいこ)

2015-04-16 | 食物関係

毎日々々 雨ばかりの もううんざりのお天気でしたが
昨日は久々に 朝から晴れましたので まず洗濯です。

洗濯機を回しておいて 朝ごはんも食べずに 産直へ急ぎます。

気合のわけは 朝掘りタケノコの 黄子(きいこ)を買うためです。

一応8時半開店ですが 農家から入荷すると すぐに売るため
8時にはもう営業しており たくさんの人です。



私の実家付近は いいタケノコが出る地区で 集落の人たちは
この時期 ほぼ毎日山へいき タケノコを掘りました。

タテガミが黄色は黄子 黒ずむと黒子と呼ばれ 土の中に埋まる
黄子が 柔らかくて えぐみも少なく 美味しいです。

山から掘り出したタケノコは 元の固い部分を切り 目方を量ります。

自宅付近のレンゲ畑へ 一まとめにし むしろを掛けて置きますが
これは 乾燥と直射日光を避けるためです。

やがて農協のトラックが 各家を回って集め タケノコを満載して
缶詰工場へ運びます。

当時地区には 2つの缶詰工場があり 業務用の缶詰を 近辺の
婦人をパートに出荷しており この時期農家の主婦は ちょっとした
お小遣いも稼げました  昭和57-8年ごろの話です。

タケノコが終るころ 工場はフキの缶詰に移り 子どもが幼稚園の頃
一日ですが缶詰工場で 園児の父兄は 皮はぎのパートをしました。

園児が使う 用具や本を買うためのパートで ろくな仕事も出来ない
若いママ連中を 工場主は 気持ちよく雇ってくれました。

たった一日のパートが終り 真っ黒になった指先を 工場主は
「 また きれいになって お父さんのもとへ 帰ってちょうだい 」
黒ずみを取る液を 洗面器に入れ出してくれました。

時は流れ 園児は40歳になり 若いママ連中は 60代になりました。

  
 

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イタドリ。

2015-04-14 | 食物関係

高知県民の多くは イタドリのことをイタズリと呼び 県外の人が
驚くほど この山菜が好きです。

この時期 野山のイタドリが束になり 産直や露天市に並びますし
アク抜きし 下処理したものは スーパーに並びます。

友が室戸岬で まぜの宿 を営んでいます   ⇒   

ここの奥さんが料理上手で その朝揚がった魚介類と 自家菜園で
採れた料理のおもてなしは 気さくで世話好きな 彼女の人柄と共に
親しまれて 泊り客の多くは リピーターです。

まぜの奥さんにばったり会い 彼女が先日blogに載せた イタドリの
押し寿司↓の作り方を 詳しく聞くことが出来ました。



いっしょに写るのは 地元産の岩のりを使った 海苔巻き寿司です。

皮をはいだイタドリは 押し寿司の木型の寸法に切って 薄塩をしたのち
半日ほど置きます。

しんなりしたら ここがポイントで 酢に漬け塩抜きするそうでして 水では
水っぽくなりダメで 決して お酢をケチったらいかんそうです  アハハ

端っこをかじり 酸とえぐみが取れたら らっきょう酢などの甘酢に漬けます。

押し寿司の木型にすし飯を詰め 炒りゴマを振って イタドリを載せ押します。

美しい緑色と カリカリの食感が楽しめる一品で 県外客に人気があります。



こちらはこの前採ってきたイタドリを アク抜きしたのち イタドリと相性の良い
ゴマ油を使い 鷹の爪を入れて  ダシの素少々 砂糖 醤油で炒め煮にした
わが家の春の味です。

冷蔵庫に ベーコンがあったので入れましたが 肉でも お揚げさんでもよくて
イタドリと鷹の爪だけで炒め ゴマをぱらりでも もちろんいけます。

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お四国へ。

2015-04-12 | お四国巡礼

久々に朝から晴れた昨日朝 産直の帰りに市役所へ寄って
期日前投票を済ませてきました。

ここ数年来 選挙を期日前投票で済ませており 投票日には 
行きません。

当日行けない理由は何か 仕事や家庭の事情などを 選び
〇をつける欄には 役所の前を通りましたので ついでです
という項目は当然なくて いつも仕事に〇を付けます。



次にスーパーへ寄って 夫がいっしょのときは この際使えと
お醤油など 重いものを買います。

レジのお姉さんが 私の手の平に ほんの少しも触れたくない
という風に お釣を上から落とします。

ここのスーパーに限らず 最近の店はどこも お客の手に極力
さわらぬように お釣を渡します。

それって どうゆこと?  買い物客のおばさんが汚くて 絶対に
触れたくない  ということ?

そんなに不潔に見えるかね私。。。 ま  贔屓目に見ても爽やか
には見えんでしょうが バイキン扱いとは  そりゃ  どうゆことよ。

ムッとして帰り 針目を見たら落ち着くろうと ミシンの前に座り
縫い始めたとき 何年ぶりかの友より telがありました。

なつかしく3-40分話すうちに 本題は旅のお誘いで 毎年夫婦で
海外旅行していたが 夫の足が弱り 長くは歩けなくなった 今度
2人で行かんかね?  という話です。

海外  ったって 母の病院日がこうも増えた今 長い旅はできんよ
そう言うと 日帰りバスの お四国巡りをせんかね とのお誘いです。



普段なら乗らない話ですが いい歳をして ムッとする性格を直さにゃ
と反省していたときに ジャストタイミングで お四国巡礼の誘いです。

誘ってもらえるうちが花 バスに空きがあれば 行こうと思います。

心配は 人並みに歩けるか?  ですが7-80代のマダムが多く ムリな
コースは組んでないと聞き 日帰りで4-5ヵ所 お寺を回るお四国巡りに
まずは一度 行ってみようと思います。

月一で行くお四国巡りは 八十八ヵ所済んだら 高野山へのコースらしく
友も 思うところがあるものか 先月から 参加しているとのことでした。

毎月行くようになるか 一度ごりになるのか 私の最初は下旬になります。

  
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