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近い将来、人間の知能を持ったロボットが生まれそうな時代を予見したようなアイザック・アシモフの短編小説がわれはロボット
そんな小説の映画化された作品にアイ、ロボットというウィル・スミス主演の映画があったが、非常に面白い映画だった人間とロボットが共存する世界考えてみるだけでワクワクする世界だけれど、一方でロボットが人間の言うことを無視したときの恐ろしさも描かれていた
そして、今回紹介するA.I.だが、こちらは殆ど姿は人間と変わりが無いようなロボットが出て来る
そんな人工ロボットを通して、人間の愚かさ、逆に人類の凄さが描かれているが、内容的にはと思わざるを得ない
原案がスタンリー・キューブリックということだけあって、流石に考えさせられるロボット映画になっているが、ロボット少年が母の愛を求めて人間になりたがっている内容だが、感動もしなければ、腹も立たない中途半端な映画になってしまった
監督はスティーヴン・スピルバーグだが彼の監督としての能力を持ってしても、キューブリック原案のこの映画を感動的な映画にすることが出来なかった
本当にキューブリックが生きていたらなあと思わざるを得ない
しかし、2000年という永い時空を超えてまでも子供型ロボットが母の愛を得たいとするこの壮大な?映画A.I.を紹介しよう
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ロボットが人間の雑用をこなしている時代。そのロボットは姿は人間そっくりそして、更なる進化を遂げた人間の愛情を持った少年型ロボットが誕生した
それはデイビッド(ハーレー・ジョエル・オスメント)と名付けられたロボットがその開発者であるヘンリーとその妻のモニカ(フランセス・オコナー)のもとに引き取られるようになった
実はこの夫妻には難病に罹ってしまったマーティンと言う息子がいるのだが、その悲しみを癒すためデイビッド(オスメント)という子供型ロボットを引き取ることになった
そしてモニカ(オコナー)はデイヴィッド(オスメント)に母をすなわちモニカ(オコナー)永遠に愛し続けるプログラミングをデイヴィッド(オスメント)に伝達する
しかし、奇跡的にマーティンは元気になったそうなるとデイビッド(オスメント)の存在がヘンリー夫妻には複雑な存在になってしまった
しかも、マーティンはデイビッド(オスメント)を苛めるその結果、マーティンは死んでしまう
モニカ(オコナー)はデイビッド(オスメント)と熊型のロボットテディと一緒に嫌がるデイビッド(オスメント)を森に捨てるデイビッド(オスメント)は必死でモニカ(オコナー)に人間らしくするからと願うが・・・
そんな時、ジョー(ジュード・ロウ)という、女性を悦ばす専門のロボットと出会う 廃棄処分になったロボットが捨てられ、その廃棄されたロボットの部品を取ろうとする壊れかけのロボット達
デイビッド(オスメント)とジョー(ロウ)はそんな他のロボットたちを見ていると、ロボット狩りにでくわしてしまった
今や人間たちはロボットの存在を否定しはじめ、ついにロボットを抹殺しようとしているようだ
デイビッド(オスメント)とジョー(ロウ)はロボット破壊のショーに出させられる怖がるデイビッド(オスメント)だったが、観客はデイビッド(オスメント)の姿があまりにも人間のように見えて、しかもまだ子供のような姿をしていたため、騒ぎが起こる
その騒ぎに乗じてデイビッド(オスメント)とジョー(ロウ)は逃げ出すことに成功するが、デイビッド(オスメント)は人間になるために、ピノキオのストーリーでピノキオを人間にした青い妖精を探す旅にジョー(ロウ)とテディを巻き込みながら、海底に沈んだマンハッタンに青い妖精を見つけ、デイビッド(オスメント)はひたすら青い妖精に人間になりますようにとひたすら願いをかけるが・・・ついにデイビッド(オスメント)はエネルギー切れ
そして、それから2,000年の時を経て世の中は氷河期に入ってしまっていたそこでデイビッド(オスメント)は自分より更なる進化したロボット(人間?)によって生き返り? デイビッド(オスメント)は母親?のモニカ(オコナー)と出会うことを未だに願っているが・・・
続きは映画を観て下さい
本当はデイビッド(オスメント)という子供型ロボットを通して、2,000年という永い時空を超えた愛を描くつもりが、どうも観ている側を騙せないような都合の良いラストシーンを無理矢理ひねりだしたような映画になってしまった
全く感動しない映画になってしまったからねしかも、ロボットに感情移入させようという試みも失敗に終わっている人間の愚かさを描くつもりが、途中で人間賛歌に変わってしまったのが感動が薄れてしまった原因か
それにしてもスピルヴァーグ監督もちょっと最近の映画はちょっと変だねキャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンにしても、宇宙戦争そして極めつけはインディーズ・ジョーンズシリーズの4作目を監督してしまったこと
あまりにも短絡的な映画を撮りすぎているねここら辺でミュンヘンや、シンドラーのリストのような、本当の人間ドラマを撮って欲しいね
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