還暦を過ぎると、心急くものがある。友人は、精々5人まで。できれば、お足はあった方がよい。一度は、湯水の如き使ってみたい思いもあるが、何故か避けて通る。従って、あちこちには出かけられない。近辺をうろうろするばかり。
日々の暮らしの中で、活字がなくてはイライラする。新聞は、出来れば朝、眼を通す。仕事のことも含めて、その情報源からのヒントが多い。鎌田実Drの連載が載っており、Eテレを点ける。自分の何処が違っているのか、疑問を持つ。
以前には、わからないことがわからず、質問もできなかった。自分と違うやり方や、技術と介護の方法の違いを認識している。それでも資格だけでの問題ではない、ということにも気づく。人柄もあるようだ。技術を研く、研修参加と努力。
根が横着な分、掃除も片付けも嫌いだ。そういった一連の作業をさぼりたいために、汚さない努力、汚れたら直ぐに拭き取る。洗い物も少なく、捨てる物も出さない努力をする。外出時には、水筒持参。自動販売機には近寄りません。
枇杷葉ローションは、除菌できるので、いつも持ち歩いている。消毒にもいい。傷の手当にもできるのがいい。これがなかった時には荷物が多く、閉口した。カットバンがいらないから、荷が軽い。倹約・節約できる一歩。重宝するのだ。
夕顔が、最後の一輪を咲かせている。暑さが凌げるようになったので、蕾がついた。枇杷葉の花芽が見える。今年の異常気象で、苞がたくさん付いたのか。サンタ枇杷葉にも、昨年よりは多くある。然しよろこんでいいのか疑問も湧く。
鈴蘭も、夕顔も似た匂いがする。何処からともなく漂う、強い香りだ。銀木犀も静かな匂いをさせる。枇杷葉も同様、白い花だ。