枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

創意工夫すること

2013年10月07日 | Weblog

 子どもの頃には、祖母が何でも作ってくれた。と言ってもある物を工夫してのことだから、見栄えはよくない。然し、田舎の店には、何処にも売っていない。町まで行くか、街に行くかであるが、その運賃も莫迦にならない。我慢するしかなかった。

 今、思うのに。祖母の手作りには、真心があった。世の中にたった1つの傑作だ。でも、子どもの時には、その価値も、祖母への労わりもなく、感謝の心もなかった。お金さえ出せば、何でも手に入る時代に、便利さと物の豊かさに、もったいない。

 梅の種を洗って乾かし、枕にするといいらしい。無論、手入れを怠れば、黴ことにもなり、縫った処を解いたりしなければならない。手間であるのだ。然し、夏分の暑さを和らげ、熱の籠もった頭を爽快にしてくれる。体にはやさしい代物でもある。

 勤務先のカーテンのフックの処が、解れているのを繕う。故意にしたのではないことがわかるものの、何時までも放置はできない。できる者がやればいい。糸と針さえあればできる。それでも老眼には、糸通しは難儀。若い者が手伝ってくれた。

 修繕物は、直ぐにはできないことがあるが、時間をみては、1つづつ片付けねば埒が明かぬ。尤も、自分の独断ではできないので、上司の許可が必要だ。頼もしい上司が居ることにも感謝。認めてもらえるって、すんごく得した気分でもある。

 孫が、修学旅行に行って、お土産をくれた。春に行った、清水寺と、時代劇の撮影所の映画村にも行ったらしい。奈良の大仏さまの鼻を潜ったので、頭が良くなるよ。と照れていた。あらっ、枇杷葉茶を飲んでいるでしょ。鎌倉は行かないの。

 奈良は、興福寺の阿修羅像。猿沢の池、五重塔。快速を使って、日帰りをしていた。明日香には行っていない。三つ目がとおるを読みながら思いは膨らむ。箸墓古墳にも行ってみたい。内田康夫氏の影響が大きいか。天河も想う所ではある。

 リエさん枇杷葉の、右手・南に植えてある枇杷苗。鉢仕立てもある。5本ばかりが育っているが、どうかなぁ。

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