枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

増水・・・

2013年10月25日 | Weblog

 勤務先に向っていると、河川の水嵩が増している。沫や、道路まで。井堰の土手を越えた濁った水が、どおどおと音をたてて落ちている。山瀬水も滝のように流れる。大自然が荒れ狂うと、あっという間に地形が変わるのだ。風がないだけありがたい。

 昨日、インフルエンザの予防接種をした。注射の痛さは全く無く、何ということは無かったのだが、その後腫れてきて、痒みが出た。注射アレルギーなのだろうか?何となく熱もある。2・3日の辛抱とみた。腕が痺れているのは、職業病なので仕方ない。

 左半身の重だるさが消えない。枇杷葉温圧療法を施行する。蒟蒻の温かさが程好く効く。耳の鳴りもあって、睡眠不足。神の声だろうか?自然からの警告を伝えても、聴く者は多くないが、人間の心理的なもので、疑心蔓延しているのが現状でもある。

 MOEの10月号に、薔薇などの殺虫剤に、大蒜と唐辛子、蓬を混ぜる。とあった。自分なりの工夫で作ったのがこれである。化学配合物の混じった物は人間にも悪いのだ。正しくは虫には効かない。免疫が出来て更に強靭となる。自然にやさしい物を。

 スギナも蓬も、庭の片隅に生えている。資金もさしていらない。木村秋則さんの提唱する、無農薬栽培の米や野菜は、そういった自然からの力を借りているのだ。核との共存はできないが、自然環境には、人間の力の及ばないことがある。偉大なり。

 古里の田畑が荒れている。兄の考えには到底ついていけない。農薬浸しにして米はできない。横着や暇を惜しんでは、美味しい物はできない。心の通った土作りをして、野菜や米に感謝すれば、自然と共有できるのだ。大切な心を忘れている兄だ。

 枇杷葉から得られることの多さに感謝する。通草・やまひめとも云う、あけびには、痰の絡む咳に良く効く。リンパ腺や中耳炎には、枇杷葉エキスを、咽喉や幹部に当てておくと佳い。一晩で治ることもあれば、数日かかることもあるが、体にやさしい。

 蜂がいなくなって来たが、夏場に刺されたら、枇杷葉エキスが効力を発揮する。激しい痒みと痛みにのたうつことも無く、数時間で治る。百足にも同じ効果がある。薬に過激に反応したりする体質の方には、万能薬である。眠くならないのもいいよ。

 捻挫に、切り傷、擦り傷、打ち身、炎症、水虫、田虫、魚の目等、およそ効かない症状は無いのも特徴で、寒中に採った生葉を焼酎に漬けておくだけ。家庭の常備薬として使え、医者いらずの優れもの。難点は、枇杷葉に色が染まってしまうことだ。

 芍薬。あまりにも大倫になり、茎が折れてしまった。止む無く切って花瓶に挿した。食卓が一時華やかになる。

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