枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

結界・・・

2013年10月08日 | Weblog

 あちらにも、ここにも、あそこにも、居るのである。枇杷葉の葉表に、じっと蹲って、癒している彼らが。そう、かえる。雨蛙であるのだが、蟇蛙や疣蛙も居る。多彩な顔ぶれだ。我が家には、実に様々な生き物が生息している。ヤマカガシも棲息。

 人間が、いくら追い払った心算でも、彼等には自然がついている。化学が生み出す物には、効き目のあるのもだろうが、環境に準じた成長を遂げる。人間の考えの及ばぬことが、自然界には起きる。侮ると、自滅に至る。結界、恐るべしだ。

 我が家の周りにある枇杷葉は、ある意味結界を張っている。とても不思議な空間を醸しだしている。視える者にはわかるそうだ。そういったことを知らずに、暴言を吐くと、それは言霊になって、言った本人に返る。気の毒だが命の保障はない。

 暑く、蒸せる気温に、体力の維持を保てるか、少し自信が揺らぐ。枇杷葉の花芽が膨らみ、咲いてくれるのはいい。蜜蜂の行方も定かでないのだ。枇杷蜜が取れないものか。秋バラが咲いている。こんなに暑くては、色の微妙さと濃さがない。

 二十四節気の寒露。う~ん・・・、とは云い難い。今月は、十三夜もあるが、とても季節感は漂わない。凍てつく宇宙、吐く息の白さ、悴む手足。どうもピンと来ない気温だが、自然を相手には文句も言えない。三日月が西の空にかかっている。

 金星が近くに観える筈だが、雲が多くて隠れている。車中から写そうとしたが、車を駐車して撮影する。電線が邪魔。何度かシャッターを切る。そろそろ溜まってきたので、パソコンに移そう。今度の休みがいい。久々の自宅でのくつろぎである。

 映画にも行ったし、見たかったものにも行けたし、書籍も読んだことだし。ちょっと落ち着いたので、裁縫をしよう。携帯入れを作ろう。端切れもあることだし、手縫いでちくちくしよう。片付けもしなくちゃ。老いることは整理整頓。他人からは塵。

 消費税が上がるが、買い置きはしない。特に衣類は、以前の物で充分間に合う。体型が変わらぬこともありがたい。ウエスト周りは苦しいが、体を服に捻じ込む。塩で体を引締めよう。ドクダミ茶に、枇杷葉茶を飲み、ダイエットに励む日々。

 春、未だ浅き日に、何処からか這い出て来る。以後、あちこちで見かける。安心して、枇杷葉にうずくまって、逃げる気配がない。

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