枇杷葉温圧療法で、生葉が真っ黒になる。毒素がまとめて出たようだ。腰が軽くなった気がするが、痛みが消えるまで続けよう。金星が可なり高度を上げている。アイソン彗星が愉しみ。夜空の美しさに眼を奪われる。俄か天文家には、遠慮願いたい。
一日の仕事を終えて、帰宅途上の宇宙に、燦然と輝く金星。夏頃の、低位置だったことからすれば、高度をあげて来た。金星の光度が、-4.2等星。来月になってくっきり観える、アイソン彗星は光度がー13等級と言いますから、素晴しい眺めです。
先日、北海道の羆を撮影しようと、テリトリーまでカメラを持ち込み、写真を撮す様子が新聞に載っていたが、人間の醜さの現われだ。自然からの贈り物を、何故素直に歓べないのか。或いは、熊の棲む場所は、人間の踏み込んではならない掟の筈。
便利な物や、安易な気持ちでの撮影は、熊にとってどうだろう。人間が、そこまで踏み入っていいものか、甚だ疑問に思える。熊には直接も間接もないから、人間というだけで襲ってくる。熊にどんな罪があるのだ。人間だけが棲む地球ではないでしょ。
読書週間が始まった。どんな本でも好い。生涯に数冊の本が、きっと自分の人生を変える。そういった本との出会いを見つけてほしい。アイザック・アシモフの『我はロボット』の中の、子守ロボット・ロビー。中学1年生での出遭いが、人生の転換だった。
それまでにも、宮沢賢治、新美南吉、浜田広介、神話、御伽草子等を読んでいた。こういった一連の作品には少し飽きてきた頃、ロビーとの出遭いがあった。子どもと大人の気持ち、それにロビーの気持ちが交差する。身震いする衝撃と、鮮烈な出遭い。
読書の悦びは、本人以外にはわからない。同じ本を読んでいても、異なった感じ方がある。だからこそ、面白さが広がるのだ。共感することの多さにも、遭遇する。活字の奥にある意味にも、深さや浅さが同意する。そこに読書の愉しさ、面白さがある。
宮城谷昌光『三国志』を図書館で借りた。現時点では12巻まで発刊されているらしい。気の遠くなる巻数だが、読み応えもある。某新聞での『劉邦』も、毎日が愉しみ。平岩弓枝『御宿かわせみ』も、待たれる。読書は、好みの作家への期待もある。
今年生った、長崎茂木枇杷。半分以上摘果したのだが、鈴生りになった。小粒だが、甘くて美味しい。